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アレ系 「魔法少女消耗戦線 DeadΩAegis」クリア( p´∀`)q [アレ系]

メーカーはメタロジックです。
魔法少女消耗戦線DeadΩAegis

いつものように、ペラペラとげっちゅ屋の月別発売リストをめくりながら眺めていると
一瞬で目を奪われるパッケ絵とタイトルを発見。

そのタイトルは「魔法少女消耗戦線 DeadΩAegis」というものでした。

絵も何となく既知感があるなぁと思ったら、上田メタヲさんでしたね。

はい、これだけで興味がグングン上がっていたのだけど、あらすじを読んだ瞬間に
購入ボタンを押していましたね( p´∀`)p ポチ

体験版をプレイせずに、全く初見で製品版を始めたのだけど
本当にエグイ展開でした(;´Д`A

アレゲー古参として、これまでの数々のダーク系なシチュエーション、
例えば肉体的にダメージを与えるとか、露出系でおもちゃにされるとか
硫酸浣腸などなど 数々のダークな展開は経験済みだったのだけど、
今作は本当に消耗品として消費されていく展開でビックリしました。

閉鎖環境で人間的な思想を徹底的に壊すという社会実験を見せられているようでした。
いや、これ社会実験をゲームの内容に盛り込んだようなものですよ(;´Д`)ハァハァ

その社会実験的なことが、エイリアンとの戦いに利用でき、それがアレ要素にも
繋げるシナリオの妙が凄いです。

純愛系で綺麗な話だったり、感動的な話は数多くあり、それが凄く心に響く作品ではあるのだけど、
今作は消耗品として消耗されていく少女たちの生き様が、これまた凄く心に響くんですよ。

そもそもの初手、魔法少女を作り出す秘密の工程がエグいですよね(;´Д`)
マジでこれ、よく考えられたわ(;´Д`) ってくらい酷い。

私は体験版を未プレイだったので、茫然としてしまいました。
これ、耐性ない人、きっと椅子からひっくり返って落ちるんじゃないかと思ってます。

もうこれ、初手から「過酷」とかいう言葉すら適さない。
無駄死にですよ。本当になんだこれ(;´Д`)

それを潜り抜けると今度は戦いのためという名目で、徐々に人間としての尊厳を奪われていくのだけど
支えてくれる同期の仲間が居て救われるのは本当に一筋の光だったね。

それでもシナリオは魔法少女を消耗する。

閉鎖環境で、消耗品として尊厳を壊されて 人形化を目指したシステムに取り込まれて
自我が失われつつも、主人公であるヒロインの根源的な一本の柱のような意思が
最終的には世界を変えていくのがひじょうに読後感の良い話になっていて良かったです。

よくこのシナリオ展開で、最終着地点でそこまで持っていけたなと本当に驚いています。

そしてエンディングに関して重要になってくるのが二人のチームメイトと、光臣の存在ですね。

これは二周目シナリオ解放縛りがあるのかは確認していないのだけど
まさに「岐路」によって大きく二つにのルートに分かれるのが面白かったです。

ルート分岐の展開が違いすぎて、まるで if のように感じます。
いや、ルート分岐も if も同じ意味なんだろうけど、直感的にそのように感じました。

岐路において、留めるか帰還させるかでここまで変化するのはビックリです。
一番大きな違いは彼氏だった光臣の存在でしょうか。

帰還させると自分の思惑通りに世界が動いていると思い込んでしまって
蛇の一族としての縛りから抜け出せなくなるという結果になってしまうのが興味深いです。

帰還させて主人公の身の安全を確保して、誰からも守れるように囲い込むのだけど
それが二人の関係に大きな溝を作ってしまい、その意識のズレが修復不可能なところまで
進んでしまうのが何とも悲しかったです。

居ても立ってもいられないようになり、すべてを捨てて縛りから抜け出した光臣の方は
覚醒していたのでカッコ良かったです。

この時の汚れきってしまった主人公へ対する接し方と、この男を信用してはならないという
主人公の心情でボロボロと泣いてしまいました・゚・(ノД`)・゚・

その少し前に現状を訴えるために、一筋の光となるようなチャンスがあったのだけど
ふたを開けてみると絶望しかなくて、これは本当に何も信じられなくなってもしょうがないです。

このゲームは本当の絶望とはどういうものか教えてくれたし、
人間の意志や尊厳なんてものは、簡単に奪われてしまうものだということが
よく分かる話です。


まだ未プレイの人は是非、これらの体験を通じて
絶望と、人を助けたいと望む主人公の根源的な意思の強さを見て欲しいです。

アレ要素に関しては、便器になるシーンが多かった印象です(;´Д`A
またそういう風に調教されすぎて、胎内に埋め込まれている種子が活発に活動を始めて
どんなに嫌な相手でも反射的に貪られてしまう肉体への嫌悪感なんかも良く表現出来ていて良かったです。


この辺は本当にコンセプトどうりでしたね。

★可哀そうな境遇の魔法少女
設定、境遇、運命と、徹底的に「可哀そう=エロ」に極振りした「魔法少女」の物語です。
可憐で勇ましいプロパガンダの裏で、酷い目に会いながらも、
折れずくじけず戦う少女の姿にエロスがあります。

★自ら受け入れる、多彩なアダルトシチュエーション
無理矢理と同じくらい、納得して健気に耐える少女の姿にもエロスがあります。
敵と戦うために、その敵に犯され、体内に埋め込まれたエイリアンの卵によって自ら快楽に堕ちていく。
抗うことすら許されない少女たちの葛藤と羞恥と決意。
触手・異種姦、ご奉仕凌辱、強化実験、下士官輪姦などの様々なシチュエーションを用意します。

★シリアスな戦争ドラマとアダルトシチュエーション
魔法少女を使い捨てる男達と軍、精神と肉体の逃避先である宗教。
情け容赦のない残酷な物語によって生まれるエロティシズム。


いやはや密度の濃いタイトルでした(;´Д`)ハァハァ

あ、最終的には、この戦争も、このふざけた境遇も、すべてまとめて片付いて
トゥルーエンドとは言えないけれど、ベストエンドを迎えられるので
ゲームクリア後の読後感はとても良かったです。

ただ可哀そうな魔法少女が不幸な境遇でアレなことをされる抜きゲーではないです。
今作はひじょうに重厚なシナリオゲーです( p´∀`)q



基地内の男はクズばかりだけど、キニスン司令だけは一貫性があって良かったです。
もちろん魔法少女の強化に関しては倫理的に許されないのだけど、貫徹はしているんだよね。
最終防衛時にはどうするかの選択も、彼らしいと考えています。

アレシーンに関しては直接的なシーンではないけれど、「公開装着」シーンは震えましたねv(`∀´v)

シーン的に美味しいのはもちろんなのだけど、一人だけ強硬に反発していた主人公が
ついに折れた瞬間でもあり、ここから主人公の立ち位置が完全に変化する起点にもなっているので
注目したいところです。


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