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「BBC EARTH ライフ (EP6~10)」を観ていますq('-'* [BBC EARTH シリーズ]

このシリーズのラストを飾る「ライフ」は、シリーズ中で最大のエピソード数になっていて
また これまでは自然現象の中の生物達を取り上げてきた内容から、
生物を中心とした内容になっているのが特徴ですd('-'*

「ライフ」の10エピソードのタイトルは以下の通り。

エピソード1 「生存のための試練」
エピソード2 「爬虫類と両生類」
エピソード3 「哺乳類」
エピソード4 「魚類」
エピソード5 「鳥類」
エピソード6 「昆虫」
エピソード7 「追う者と追われる者」
エピソード8 「深海生物」
エピソード9 「植物」
エピソード10 「霊長類」

では前回記事の続きから。

■エピソード6 昆虫■
冒頭のクワガタ、さきっちょがデケぇ(;´Д`)ハァハァハァ
長すぎて、少し歩きにくそうなのが可笑しかったですq(`∀´q)

ちゃんと羽根があって飛べるようなのだけど重すぎるのか、
メスのいる樹上までは歩いて登っていました。

登るたびにオスがオスに遭遇して、お互いで落とし合いをしながら登って行く姿は面白いですね。
あと、かなり高いところから落ちても しなやかな外骨格が身体を守っているそうで
平気な顔して歩いていったぜ(;´Д`)ハァハァ

昆虫の基本は六本の足と体の部位とかあったけれど、その範囲内であれば
無限に成長の可能性があるとかで、そのおかげで多種多様な昆虫の繁栄があると説明されてました。

外骨格を花の模様とか枯れ草、光沢のあるものなどで情報の伝達を行うとか、
外骨格を薄くして羽根にしたとか。…人間でいうと、背中の皮が剥がれて翼になったものなのかな。
そう考えると、ちょっと面白いなと思いました。

今回のエピソードで面白かったのがトンボです。
スロー映像でトンボの4枚の羽の動きが見事に捉えられていて
ひじょうに力強い羽ばたきで飛んでいる姿が見れて興味深かったです。

あと昆虫もやっぱり空を飛ぶためには身体を温めないと上手く動かせないようで
羽根を広げて日光浴をしていました。これは人生で初めて知ったことなのでビックリです。

他にはトンボが産卵するシーンがあって、水辺のカエルが脅威となって
襲い掛かってくる姿も印象深いです。どうしてもカエルってやられ役のような印象があるしね。

それがここでは圧倒的な脅威となって水面から高くジャンプしてトンボに襲い掛かっていました。
映像で見たカエルは、カメレオンの舌と一緒で、トンボを舌先にくっつくて捕食していました。
スロー映像なのに、枯れ草を踏んだようなピシィっという音が耳に痛いです(;´Д`)ハァハァ

個人的にはあまり興味は無かったのだけど、蝶のオオカバマダラの様子を撮影した
メイキング映像を観たあとに改めてこの場面を確認すると、本当に苦労したんだなと感心します。

他、変わったものとしては塩湖に住むハエでしょうか。
塩湖ということで、天敵がいないので画面を埋め尽くすくらいハエが飛んでました。
あとハエというのは昆虫類でもっとも繁栄している種らしいです。

そのハエにも一年に一回、渡り鳥からの襲来を受けて少しだけ数を減らすみたいで、
渡り鳥のハエの食べ方が達人じみてましたq(`∀´;q)
こう、拳法の達人が箸でハエを掴むような感じで、細いくちばしで一匹一匹を器用に捕まえてました。

最後は「ハキリアリ」の生態。自分達は草を消化できないのに、周囲の草を切り取り巣に運んで
何で運んでるのかと思いきや、巣の中枢部でカビを培養しているそうです(;´Д`)ハァハァ

そのカビが自分達の食料になるらしい。
ナレーションのセリフの「彼らは農業をしている」というのが興味深かったです。

ぱぱっと書いたけど、昆虫を1エピソードにまとめるのって全く尺が足りないね〆(`∀´;q)

個人的には昆虫を知るというのは 地球のもう一つの進化の形を見てる事だと思うので
もっともっと特集をしてもらいたいです。


■エピソード7 追うものと追われるもの■
冒頭は兄弟三匹で集団狩りを行うチーターから。
基本的にここのエピソードは哺乳類を対象にしてますな。

追うものには追うもので頭を使い、追われるものは追われるもので頭を使い学習する。
そしてその哺乳類がもつ特徴を使って生きていく。こんな流れですな。

中でも驚いたのはアイベックスの子供でしょうか。
生後一ヶ月なのに、ロッククライミングしそうな急斜面の荒地の崖を駆け抜けていくのが凄かったです。
抜群のバランス感覚と蹄が特殊な構造になってて地面を掴めるようになってるいるだとか。

それにしても生後一ヶ月なのにハンターであるキツネから逃がれる姿は
小さいながらも貫禄のある力強い足運びで、見てて面白かったですv(`∀´v)

次にウオクイコウモリっていうのが凄かったです。
時速65kmで飛びながら水面に近づき、魚を足で掴んで食べてました('-'*
また それが狭い水溜りのような池を何匹も行きかっていて、
よくぶつからないものだと感心しましたよq(`∀´;q)

このエピソードもメインにもなってるといえば、「ゾウアザラシを狩るシャチ」でしょうか。

通常、シャチはゾウアザラシに対して「食事のメニュー」には入れてないみたいなのだけど
ここで出てくるメスの一頭のシャチだけは違って、慎重に浅瀬を泳いでゾウアザラシの子供が
海辺に迷い出るのを待ち構えている姿が恐ろしかったぜ(;´Д`)ハァハァ

そしてざばーっと一閃。咥えて外海に運んで食べてました(;´Д`)ハァハァ

メイキング映像でカメラマンが言ってたけど、好奇心旺盛で懐いてくる
子供アザラシが食べられてるシーンを撮影するというのは心苦しいものですね(;´Д`)

ただ、ここでのポイントは哺乳類特有の学習能力と、親から子へと伝えていくというもので
そのメスのそばに子シャチがいたので、真似をして覚える可能性がある点が興味深いですね。

他、面白かったのはリスの行動でしょうか。
ガラガラヘビが跋扈する平原で暮らすリスたちは、ガラガラヘビの抜け殻に尻尾を擦り付けて
蛇の臭いをつけたり、襲われた時は尻尾を逆立てて、身体を大きくさせるような工夫をしてました。

ガラガラヘビは体温で獲物を探知するそうで、尻尾がぽんぽんに膨れ上がったリスを見て
躊躇するんでしょうな。あと、臭いも同属の臭いがするしってことで。
なかなかの面白い戦略ですねq(`∀´q)


■エピソード8 深海生物■
英語のタイトル名が「クリーチャーズ オブ ザ ディープ」という通り、
普段その辺で見られる生物とは毛色の違う不思議な生物達の様子が興味深かったです。

基本は無脊椎動物で、うにょうにょしたのばかりという印象が強かったのだけど
実に様々な形状だったり色とりどりで綺麗だったりで驚きましたv(`∀´v)

映像の冒頭でのオオアカイカの大群は目を見張りました(;´Д`)ハァハァ

深海近くでエビっぽい小さい生物を目当てに、潜ってきたクジラがいたんだけど
それとは逆方向の深海からもそれを狙う捕食者達の「大群」が昇ってきて
巧みな「チームワーク」で狩りを行う姿に凄くビックリしました(;´Д`)ハァハァ

暗い深海に数百もの群れを成して進む姿は
銀河英雄伝説の宇宙艦隊を見ているかのような壮観なものでカッコよかったです。
イカ自体が尖ってて未来の戦艦っぽく見えますしね( ´∀`)

他、南極の氷の下に大量にいるヒトデのような生物にも驚きました。
こんな冷たい海にこんなにもたくさんの生物が本当に「うじゃうじゃ」といるとは信じられませんよ。

長さ3mにもなるヒモムシという気味の悪いのなんか何でも食べるそうで
死んで海底に沈んだアザラシの子供に目から体の中に侵入している姿は
ちょっとグロかったです・゚・(ノД`)・゚・

カニの甲羅の衣替えというのも今回で初めて観ました。
普段は深海にいるのに、古くなって小さくなった甲羅を脱ぎ捨てるために
集団で浅海に来て脱皮ならぬ甲羅の衣替えをするそうで本当にビックリしましたq(`∀´;q)

衣替えした直後は黒ずんだ前の姿から変わって、赤みの柔らかそうな甲羅で美味しそうに見えたぜ。
他の捕食者からも同じように見えるようで、巨大なエイがカニの大群の上を泳いで
「剥きたて新鮮なカニ」を物色して回遊している姿の圧倒感は凄まじかったです(;´Д`)ハァハァ

その中でカニも逃げ惑うんだけど、逃げながら腕を伸ばしてハサミを開いて威嚇してる姿が
何だか可愛かったです( p´∀`)q

結局、新鮮な甲羅のカニを食べるのは、甲羅がまだ柔らかくて食べやすいとかいう理由らしいです。
まぁ、確かに気持ちは分かりますなぁ。

海洋生物の中でコウイカというのはもの凄く賢いというのも紹介されてました。
体表の色を変化させて感情を伝えたりなど、コミュニケーション能力があるそうで
実際に脳の面積もかなり大きいらしいです。

最後はサンゴ。

メイキング映像であったのだけど、この映像のためにわざわざ古い船を修理、清掃して
海まで運んでいって沈めて、サンゴが着床する映像をとったとのことで気合が入ってました('-'*

サンゴも色々と種類があるそうで華やかそうに見えて、実は周辺縁では他種のサンゴとの
激しい生存競争をしているというのを初めて知りましたq(`∀´;q)

サンゴってどうしても静的なイメージがあるのだけど、他のサンゴと接する外縁部では
お互いが溶かしたり回復したりを繰り返して相手を飲み込もうとしてました。

触手みたいなのがでて凄く攻撃的なので本当にビックリです。

昆虫といい、深海生物といい、1エピソードだけでは足りないので
もっともっと特集してもらいたいものです( p´∀`)q


■エピソード9 植物■
植物は地面に根を張って動かないと思われがちだけど、
ここの早送り映像を見てるとたくましい動きに驚かされっぱなしですq(`∀´q)

植木なんかで太陽が当たる方向に茎が伸びていくのは知ってて、鉢を回してたりはしてたけど
森林で既に高い木々が伸びており、地表はその樹木の陰に覆われているところから
新しい植物が光を求めて木をつたって登って行く様子を早送りで見た映像が素晴らしいです。

特に「トケイソウ」がつるを伸ばして、向こう側へロープを投げるように
ヒュンヒュンと茎を揺らして取り付いて巻きつく様子は 植物の力強さを感じますよねv(`∀´v)
この様子は本当に映像で見て欲しいです。

トケイソウの投げ縄のようなもの以外にも粘着質の先っちょをもつものや
爪のようなもので引っ掛けて樹木の皮質を登って行くものがありました。

あと植物といえば栄養度の悪い荒地で、それを補うために他からその栄養を得るという
「食虫植物」も当然取り上げられていましたq(`∀´;q)

ハエジゴクは何度か出てきてるので、葉が閉じる仕組みは省略するけど
その後がどうなってたかは実は考えていませんでした。

てっきり閉じて溶かしてキレイになったものだと思っていたら、
葉が開いた時にハエが残っていたのは意外でした。
まぁ、養分を吸われてカラカラにはなってたみたいだけど、これはちょっとグロいなぁ(;´Д`)ハァハァ

次に共生関係。植物の花粉を蜂などが運ぶのはよく知られているけれど
それが仲の良い関係だけじゃなくて、厳しい共生関係というのが取り挙げられていました。
トウワタとオオカバマダラです。オオカバマダラはエピソード6でも大群の様子がありましたな。

オオカバマダラはトウワタの葉っぱに卵を産んで、その葉を食べるのだけど
かじると真っ白な粘液性の乳液がにじみ出てきて、幼虫を溺れさせてしまうという反応をするらしい。
生まれた幼虫のうち、2/3がその日のうちにやられちゃうってのが凄いですな(;´Д`)ハァハァ
あと、溺れさすだけじゃなくて口をくっつけてしまい開かなくなるとかもq(`∀´;q)

幼虫はそこから抜け出し、本能なのか学習したのか、葉の根元みたいな部分に穴を空けて
乳液をそこから抜き落として かじっても有害なものが出ないように安全を確認してから
葉をむしゃむしゃ食べてました( p´∀`)q この辺の幼虫の仕事ぶりは見てて驚きましたよ。

他、種子の運び手を昆虫などに頼らず、種子に羽根を付けたりして
自ら遠くへ飛ばす植物がいるのが面白かったです。

ヘリコプターのように回転しながら落下していくものや、薄い昆虫の羽根のようなものが広がり
風に乗って滑空していって森を何百メートルも飛んで遠くで発芽を目指すものなどは
初めて観ましたよ。タンポポのように羽毛のようなので風で飛んでいくのは分かるけど
本当に薄っぺらい紙飛行機みたいなのが ふわぁー と飛んでいくんですからね( p´∀`)q

厳しい環境に最適化された生態をもつ植物としてはソコトラ島の「リュウケツジュ」が凄かったです。
ソコトラ島とググればすぐに写真が出てくるほど有名なようですな。

ひじょうに乾燥した場所で霧で生じた僅かな水分を効率的に集めるために
葉や幹を伝って中央の根に流れ込むような逆さ傘のような形状をしていて
その丸い形は日中は根のある地表を影で覆い隠し、水分の蒸発を抑えるようにも出来てると。
この辺、本当によく出来てるなぁと感心しましたよ(;´Д`)ハァハァ

海水に浸かるという、植物にとって致命的な場所での生態が紹介されていました。
マングローブです('-'*

根の部分に呼吸口があって、普段はそこで呼吸を行っているみたいなのだけど
海水に浸かると今度は海水を吸い込んで ろ過するようです('-'*

ろ過率が99%近くまで塩分を取れるみたいなのだけど、完全には取れないので
その分を葉っぱに移して枯らして捨ててました。…なんという戦略q(`∀´;q)

メイキング映像では春から秋にかけて季節と共に植物の成長していく姿の映像を
どうやって撮影したかが語られていました。野外で長期間、カメラを定点設置で撮影するのは
不可能なので、スタジオ内に同じ寸法で作った庭に植物を植えるという壮大なものでした(;´Д`)ハァハァ

他はブルーシートで合成のようです。背景が合成だと偽者っぽく思うかもしれないけど
成長していく植物は実際に育てて伸ばしたもので、大変な苦労をしたんだなと驚きましたq(`∀´;q)


■エピソード10 霊長類■
最後のエピソードです('-'*

霊長類ということで猿の特集でした。
このエピソードは聞いた事の無い猿もいたのだけど、ほとんどが何度も見たことのある猿ばかりで
見所というべきところ少なかったと思います。

初めて知ったといえばマントヒヒの群れでしょうか。小グループが集まって300匹が群れて
安全な岩場から降りてきて、えさを食べてるシーンでしょうか。

こんなに群れを作るとは知りませんでしたよ(;´Д`)ハァハァ

あとやっぱり、霊長類最大の体躯を持つゴリラはすごいですね。
後姿だけ見ても、筋肉質の肉体が半端無いです(;´Д`)ハァハァ

他は道具を使ってる姿と後天的な学習で得たものを記憶して次代に伝えるなど、
他の生物には無い特徴が挙げられてました。

霊長類のエピソードとしてはこんなところでしょうか('-'*


■まとめ■
というわけでライフ、見終わりましたv(`∀´v)
さすがに10エピソードというのは多くて、時間もそれなりだったので見ごたえがありました。

個人的にこの10エピソードの中でお気に入りといえば、「昆虫」「深海生物」「植物」でしょうか。

その他のエピソードも見ごたえはあったのだけど、普段あまり見たこと無い世界を
最高の映像で見られたというのは満足度が高いエピソードになっています('-'*

まだ未視聴の方は、是非観てみてください( p´∀`)q

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本ブログでのBBC EARTH関連の記事へのリンクはこちら。
※カテゴリーからでも見れるようにもしました。

グレートネイチャー 1 http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-06-05
グレートネイチャー 2~6  http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-06-07
サウス・パシフィック http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-08-07
ガンジス http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-07-19
イエローストーン http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-08-11
ワイルド・チャイナ http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-09-04
ライフ 1~5 http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-09-19
ライフ 6~10 http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-10-06
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「BBC EARTH ライフ (EP1~5)」を観ていますq('-'* [BBC EARTH シリーズ]

このシリーズのラストを飾る「ライフ」は、シリーズ中で最大のエピソード数になっていて
また これまでは自然現象の中の生物達を取り上げてきた内容から、
生物を中心とした内容になっているのが特徴ですd('-'*

というか、これまで嫌というほどシリーズの最初で見せられてきた即販CMムービーが
ほとんどこのライフのものだったのね(;´Д`A

ダチョウに襲い掛かってる複数チーターとかさ汗


まぁ、何はともあれ観た順にちょろっと感想でも書いていこうかなと〆('-'*

とりあえず「ライフ」の10エピソードのタイトルは以下の通り。

エピソード1 「生存のための試練」
エピソード2 「爬虫類と両生類」
エピソード3 「哺乳類」
エピソード4 「魚類」
エピソード5 「鳥類」
エピソード6 「昆虫」
エピソード7 「追う者と追われる者」
エピソード8 「深海生物」
エピソード9 「植物」
エピソード10 「霊長類」

あと、今作はちゃんと日本語音声ナレーションで、今回は中井貴一さんが喋ってます( ´∀`)

では最初から。

■エピソード1 生存のための試練■
冒頭のエピソードで、様々な動物達が生存競争を勝ち抜くために
努力したり、会得した技術が紹介されてましたq(`∀´q)

最初はイルカの囲い込み漁から、カメレオンの狩り、
ヤシの実を石で叩いて割る学習などイキイキとした生物達の活動が印象的でした。

カメレオンが舌を伸ばすのは有名だけど、その舌先でも「くにゃ」と獲物を掴む事ができるのを
初めて知りました。てっきり接着剤みたいなので くっついてるとばかり思ってたし(;´Д`)ハァハァ

他、ヤシの実を取ってきて日向で乾かす作業をしている猿にも驚きました。
そうした方が割りやすいからという理由で。ただ石を使って割るだけじゃなくて
乾かす点が個人的にポイント高かったぜ。

あと割る時も石台座の上に運んでくるのだけど、その石台座よりも硬い石を選んで
割るようにするとか細かい点も興味深かったです。この猿はそれらの過程や方法を
長い年月掛けて「学習」していくのが面白いですね。

小猿が上手く割れなかったりする姿が とっても可愛かったです( ´∀`)q

あとはメイキング映像にあったヒョウアザラシ。
デカイ、デカイと思っていたら本当に大きくて、さらにその歯はライオンの牙よりも大きいとか。
実際に水中カメラに寄って来た時のヒョウアザラシの尖った歯は怖かったです(;´Д`)ハァハァ


■エピソード2 爬虫類と両生類■
両生類からはカエルが。爬虫類からは主にトカゲや蛇が登場。
恐竜時代のままのような強面の大爬虫類・コモドオオトカゲの迫力は凄いですね(;´Д`)ハァハァ

このエピソードではスイギュウを狩っているシーンがありました。
雑誌などで毒のある唾液つきで噛み付いて、対象を弱らせてから捕食するというのは
知っていたのだけど、やっぱり実際に動いている映像としてみてみると圧巻でした。

メイキング映像でコモドオオトカゲの様子を撮影してるところがあったのだけど
だんだん弱っていくスイギュウを観察してコモドオオトカゲに食べられるのを待つ状態というのは
スタッフがまるで自分は死神のようだと言っていたのが印象的でした(;´Д`)ハァハァ

一気に圧倒的な力で捕食というのなら単に弱肉強食で済まされそうだけど
じんわりと時間を掛けて衰弱していく毒を受けたスイギュウが、立てなくなるくらい
弱っていく姿をずっと見ていると やっぱり感情移入しちゃいますよねq(`∀´;q)

爬虫類では他にはカメレオンはともかく、極小のヤモリなんかはビックリしました。
その辺の昆虫よりも遥かに小さくて、まるで周囲が巨大な生物の世界にやってきたかのような
錯覚をするほどでした。それくらい小さくて、動きもひじょうに俊敏でした。

また、葉っぱの上にそのヤモリが乗ってたんだけど、雨粒が振ってきて葉に水滴が落ちるたびに
まるで地震が起こったかのように振動で葉っぱの上を跳ねる姿にビックリしました。

爬虫類でもう一つ珍しいと思ったのはウミヘビでしょうか。
真っ蒼な海中を身体をうねらせて泳いでいる姿も映像的に映えますね( p´∀`)q

ただし生活は海中でも、産卵は陸上でしかダメだそうで
海中トンネルを抜けた先にある洞窟内でタマゴを生んでる生態が珍しかったです。
海に適応してるから、てっきり海中でも大丈夫そうだと思ったけど
この辺が爬虫類と両生類のボーダーなんでしょうな。

両生類からはペブルトードという黒っぽい小さなカエルが
一風変わった特技を持ってて興味深かったです( p´∀`)q

ジャンプ力が弱いので天敵が現れたときにひとっ飛びで逃げられない彼らは
なんと丸まってゴムボールのように転がり落ちていく姿が面白かったです。

カエルといえばもうひとつ、ウシガエルの行動も面白かったです。
産卵期にオスが順位決めの激しいぶつかり合いの戦いをした後に
勝者がより多くの権利を得るのだけど、その第一位のオスは他の子の
オタマジャクシも育てるというのが珍しかったです。

水が枯れてきてオタマジャクシを放った水辺が干上がりそうになると、隣の水たまりまで
そのオスが泥を掻いて水路を作って 安全な場所へ誘導してやる姿が興味深いです。
両生類がこういう土木工事をするのは初めて知りましたよv(`∀´v)


■エピソード3 哺乳類■
哺乳類ということで陸海に住まう哺乳類の姿が紹介されていました。
他の種族と異なる点として、親子の強い絆や 複雑で高度な社会性などが挙げられてました。

映像で圧巻だったのは最初の「ヴェッデルアザラシ」と「ザトウクジラ」でしょうか('-'*

ヴェッデルアザラシは冬でも南極に住み続けられる唯一のアザラシだそうで、
その秘密は氷に掘った穴に潜ったりして強烈な吹雪から逃れたり、魚を捕ったりできる点。

子育ての様子を中心に展開したんだけど、氷の下の蒼い世界でアザラシの親子が
優雅に泳いでいる姿は素晴らしい映像美ですねv(`∀´v)

ザトウクジラのメスを巡る争いも見ごたえがありました。メイキング映像でもあったのだけど
体重40tものオスが意外に機敏に海中を泳いで、他のライバル達を身体で押さえて沈めたりして
メスの真後ろのポジションを巡る激しい動きが珍しかったです。

クジラってどうしても大きいので、もっとゆっくりでしか動けないかと思っていたのでビックリです。
生殖行為が絡むと、やっぱり どんな種族のオスでも本気出しますねq(`∀´;q)

他、トナカイは地球三周分も草を求めて歩くとか、意外にも蚊が強敵だとかは初めて知りました。
一頭のトナカイから一日500ccも吸血するそうで(;´Д`)ハァハァ

てか寒そうな地域だから蚊なんてタマゴごと滅却されてると想像してたのに
ツンドラ地帯のの春夏になると大量発生する方に一番驚いたぜ(;´Д`)ハァハァ

あと興味深かったのがホッキョクグマの親子の様子。
エサを求めて母クマと子グマの三匹が並んで海を泳いでいる姿が可愛かったです( p´∀`)q

臭いを嗅ぎつけた先には巨大なクジラの死骸が横たわっていて、
他にもホッキョクグマがたくさん集まってきてて お食事していました('-'*

クジラってやっぱり大きいとか、なんで氷の上にいるの?とか色々と思うところはあるのだけど
ホッキョクグマが臭いをかぎつけて何匹も集まってる姿は初めて見ました。

最後に、ミーアキャットは可愛いですね( * ´Д`)
立ったままオネムして、地面に転がりそうな姿には頬がゆるみます。


■エピソード4 魚類■
映像が始まって、最初に驚いたのがバショウカジキの群れでした(;´Д`)ハァハァ
カジキっていうことで口の先に長い角みたいなのが生えてるやつですd('-'*

作中の説明でもある通り、魚類最高の速度で泳ぐことができることは
体型のフォルムから分かるのだけど、イワシの群れを追い込むために急旋回している
速度がめっちゃ早かったのには驚きました。魚だから泳げて当たり前とはいうけれど
この巨体がこんなにも早く泳いで、速く曲がれるとはとても思ってなかったのでq(`∀´;q)

バショウカジキは先端の尖りで魚を群れからつっついて、一匹だけに切り離されたところを
パクリと捕食していました。イルカの群れが集団作業で囲い込むのはグレートネイチャーで
観たけれど、海洋生物としての基礎能力が違うと やっぱり狩りの仕方も違ってきますなぁ。

次のトビウオが宙を飛んでる姿はやはり壮観ですねv(`∀´v)
また飛んでる姿だけではなく産卵の様子も初めて観ました。
海面に浮かぶヤシの葉っぱなどに数千匹が卵を産みつけまくって
最後にはその重さで下へ、海中深くにゆっくりと沈んでいく姿はとっても印象的でした。

変わった海洋生物としては「ウィーディーシードラゴン」というのが紹介されていました。
タツノオトシゴよりもさらにドラゴンっぽい外観で、ちょっとカッコよかったです。
フォルム的には深海魚っぽいのに、住んでる場所は浅い感じだったので熱帯魚系統なのかしら。
雄雌が並んで優美に泳いでる姿は仲良さそうで良い感じです( p´∀`)q

他、干潟に住む魚の代表といえば日本でも馴染みのあるムツゴロウだけど
意外に動きがダイナミックで活動的なのに驚きました。もっとトロい生き物だと思ってたのに
跳ねて異性にアピールしている姿は初めて観ました。

映像的に一番面白かったのは身体に付着した角質や汚れなどを食べてくれる小魚がいるのは
よく知られていると思うけれど、その小魚が少なくて「掃除にあり付けない魚群」が
近くにいたサメに擦り寄って身体をぶつけて掃除してる姿が面白かったですv(`∀´v)

サメ肌という言葉があるように紙やすりのようにザラザラしてるので汚れが取れるだとか。
普段捕食者として怖い存在のサメへ、魚の大群が寄ってたかって身体をこすり付けてて
サメが逃げるのが可笑しかったです( p´∀`)q

最後はジンベイザメ。大規模な魚群の産卵の感動のあとにやってきて、
海中に漂っている卵を、大きな口を開けて掃除機のように吸っている姿を観て、
自然界って大変だなぁっと思いました(;´Д`)ハァハァ

てかジンベイザメって歯とか無いので あんまり怖い印象が無かったのだけど
こういう産卵を ねこそぎな丸飲みなんかを見ると、やっぱり恐ろしい相手だなと思いました(;´Д`)ハァハァ


■エピソード5 鳥類■
鳥類は恐竜から進化したもので、最大の特徴が「羽毛」だと語られていました。
飛翔能力に加え、断熱効果、さらには交配時に有利になるような美しい毛色。

通常の生物だと周囲の自然に合わせて保護色っぽい感じになるんだろうけど
空に飛んでしまえば基本的に地上の敵は手が届かないので様々な羽毛の色は
保護色よりも目を引くようなものになっていんたんでしょうなq(`∀´q)

では最初に大空の覇者っぽいイメージのあるワシから。
屍肉を漁るハゲワシというのはよく知られていると思うのだけど、肉の部分がなくなり、
骨だけになったものも食べてしまうというヒゲワシには驚きました(;´Д`A

骨だけと言っても結構ごっつい骨で4kgもあるようなものも両脚で掴んで上空まで持ち上げ。
そこから固い岩盤の上に落として割ってから丸飲みしていました。
強力な消化液で消化するとはいえ、骨を啄ばむのではなくペロリとするのはビックリですq(`∀´;q)

この、上空から落として叩き割る独自技術というのは生存競争でも有利ですね。
他の生物が食べられないものを独占して食べるわけだし。

…若い個体がなかなか上手く割れずに失敗してるのはちょっと微笑ましかったです。
この辺の「学習」はエピソード1にもあった、サルのヤシ割りと一緒ですな。

次にグンカンドリ。グンカンドリはサウス・パシフィックでも何度か出てきたのだけど
人間から見ると凶悪な鳥ですよね(;´Д`)ハァハァ
今回は他の鳥がエサを獲得して、巣へ戻る最中を襲って魚を横取りしていました。

グンカンドリは翼が大きく、くちばしが掴みやすい形状をしていて、空中で鳥の尻尾を
噛み振って魚を落としたのを拾っていました。その鳥もただただ横取りされるのではなく
急旋回で巧みに攻撃を避けたり、グンカンドリが苦手な海面近くを飛んだりと工夫してました。
※グンカンドリの羽毛は油分が少ないらしく水に濡れるのを嫌うそうです。

他、コフラミンゴが変わった巣を作ってて目を引きました。
巣の美しさでいうと花とか光り物とかを集めて"あずまや"を作るのがいるのだけど
このコフラミンゴは腐食性の湖に泥の塚を作ってそこで子育てしてました。

周囲が腐食性のため天敵が寄って来ず、また地表温度が50℃でも塚で少し高くなっている分、
いくぶんか涼しいそうです。個人的には鳥が枝なんかを集めるんじゃなくて
「泥で塚を築く」という土木工事が珍しかったですv(`∀´v)

最後にこのエピソードで一番ショキングだった映像がモモイロペリカンです(;´Д`)ハァハァ

子育ての時にエサが足りなくなると…グレートネイチャーで急降下して魚を捕っていた
カツオドリのコロニーへ行って、カツオドリのヒナをペリカン特有のくちばし袋で咥え込んで
飲み込み、ある程度消化したそれをヒナに与えていました(;´Д`)ハァハァハァ

他所のヒナをさらって自分のヒナにそれを食料として与える・・・。
環境変化で他の鳥が生息数を減らしている中、このモモイロペリカンだけは
「数が増えている」そうですq(`∀´;q)

動物関係では、ゾウがライオンの大群に襲われているのと同じくらい衝撃的な映像でした。
これはちょっと、子供には見せられない感じですね(;´Д`)ハァハァ


こんな感じでライフのエピソード1~5まで、目立った点をパラっと書いてみました〆('-'*
ライフはエピソード数が多いのでここで記事を分割します。

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「BBC EARTH ワイルド・チャイナ」観ました。 [BBC EARTH シリーズ]

最初に。
今作も「ガンジス」と同じく日本語音声は無しで、字幕のみになっております(;´Д`)p

まぁ、だからといって内容を不当に悪い評価するつもりはないのだけど、
やっぱり日本語ナレーションがあった方が より良く評価されたのに残念だなと思うばかりです。

さて、今回のワイルド・チャイナなのだけど、国土が広いことは分かってはいても
これほどまでに様々な自然の姿を併せ持つ地域はそうそうないでしょうなv(`∀´v)

最近の中国と聞くと、軍拡やら毒入り事件やら きな臭い話ばかりで
嫌な印象が強かったのだけど、このワイルド・チャイナを見てみると
近代化で発展した都市部の様子ばかりが伝えられている近年のニュースの一方で
昔ながらの景色も色濃く残る場面が多くて安心しました。

変わっていくものもあるけれど、変わらないものもある。
あまり知られていなかった中国の自然を「発見」できる内容になっていますv(`∀´v)

本編はディスク2枚で 3エピソードずつ、計6エピソードで構成されています。
各エピソード60分程度で、タイトルは以下の通り。

エピソード1 「大自然に抱かれて」
エピソード2 「シャングリラ」
エピソード3 「チベット」
エピソード4 「万里の長城を越えて」
エピソード5 「パンダの住む地」
エピソード6 「変化のうねり」


■エピソード1 の見所■
最初に飛び込んでくる、水を張った棚田の姿は素晴らしい農村の映像ですねq(`∀´q)
近年の発展は目覚しいけれど、機械が入れないような大陸深部の山がちな地形では
昔ながらの支え合いと共同作業が今も続いていて見ていてホッとする場面です。

もちろん少数民族を取材したものであり、ここだけが映像用に特別なのかもしれないけどねq(`∀´;q)

次に有名な石林の登場ですq('-'*
これほど石灰岩が侵食された大規模な地形は世界でも類を見ないので観光スポットになってて
自然が生んだ石林の形は古来より空想思索の的になっているのも分かりますなぁ( ´∀`)

他、洞窟探検のシーンなんかも。
これ、メイキング映像であったんだけど、洞窟内はやっぱり暗いので照明を持っていかないと
ダメということで発電機を運びながら撮影したり、また一方で暗い洞窟の中なのに
照明で明るくしすぎて「洞窟」というイメージを壊してしまうのを防ぐために光量の調整に苦心したりと
色々と語っていました。素直になるほどなと思ったぜq(`∀´;q)

洞窟を抜けるとレアな黒い猿の映像があるのだけど、猿が木登り上手なのは当然として
岩壁をサクサクとロッククライミングして進む姿はひじょうに珍しいですねv(`∀´v)
洞窟自体も入り口がめっちゃ大きく開いていて、そこからサイクロプスが現れてもおかしくないくらいだ。

あと昔、どこかのTV番組で観た事がある気がする「洞窟内にある村」の姿は圧巻ですね(;´Д`)ハァハァ
映像を見ているだけで、何だかワクワクしてきますv(`∀´v)

世界初の映像という「漁をするコウモリ」も珍しいですね。


■エピソード2の見所■
シャングリラ(楽園)ということで中国の雲南省(南西地域)が中心で、
まずは豊かな雨がもたらす植生に驚かされました。

険しい地形で、急流のために橋を掛けられない川を、向こう岸まで引っ張ったワイヤーを
滑車を使って渡っている姿が面白いですねv(`∀´v)

まぁ、それだけなら何かのアトラクションでもあるのだろうけど、一つ見所なのは、
購入した家畜なども一緒にロープで縛り付けてワイヤーロープを滑り降りる映像です。
これには思わず「うわぁあ」と声が出ちゃいましたよ('-'*

次に中国といえば竹も有名だけど、その竹の中の空洞の中に巣を作る
タケコウモリも珍しいですね。20匹くらいギュウギュウ詰めになってました( ´∀`)
また最小クラスの哺乳類だそうで、巣穴の入り口は鉛筆より小さくて
天敵の蛇も中に入ってこれないそうです。

他、竹に関することではタケネズミというのがいて、ほぼ竹のみを食べて一生を
地中で過ごすような生態らしい。…まぁ、確かにあれだけ竹が生えてたら
それに適応しようとする生物も出てきますよね(;´Д`)ハァハァ

そして次に現れるのが密林の中をうごめく巨体。アジアゾウですよv(`∀´v)
普通、ゾウというとアフリカゾウで、サバンナっていうイメージがあるけど
密林の中で生活してる姿を見るのは初めてで新鮮でした。


■エピソード3の見所■
個人的にこのワイルドチャイナで一番 興味深い内容のエピソードでした('-'*

チベットと聞いて思い浮かぶのは4000m超えの高地で厳しい環境ってのとチベット仏教。
それ以外はあまり印象が無かったのだけど、荒涼とした大地にも自然の営みはあり
高地に適応した動物達や、氷河湖、内海などなど、観ていて興味深いものが多かったですv(`∀´v)

温泉とオンセンヘビというのも珍しいですねq(`∀´;q)
インド亜大陸が衝突して地熱があるのは分かるけど、まさかこんな4500mもの高い場所に
温泉があるというのは驚きです。

高地といえば空気が薄いのはもちろんで、通常の動物だと少し動くのすら呼吸がしんどいのに
5000m超えの場所にレイヨウの仲間、チベットレイヨウが居るのには驚きました(;´Д`)ハァハァハァ

彼らは血液中の赤血球が人間の2倍だそうで、薄い空気の中でも走り回ってました。
ほんとこんな荒涼とした高地にも適応した動物がいるのに驚きの連続です(;´Д`)ハァハァ


■エピソード4の見所■
万里の長城ということで、長城の東端から西端、さらにはその先までを辿る映像です。
万里の長城というのはよく象徴としては見かけるのだけど、これだけじっくりと
様々な顔をもつ長城の姿を見たのは初めてです。

長城外の厳しい冬の様子、花が咲き乱れる春、広がる草原から
次第に緑が枯れた、渇いた土地になっていく姿は大陸の広さが分かって良いですね。

あと長城と一口でいっても地面に建ってるわけで、場所が変われば周囲の環境も
当然 変化していくのだけど、長城だけは変わらずに続いている。
ただ雨が降らないような場所にある長城は土を固めただけみたいな
簡素なものだったりと、長城にも質とか色々と違いがあるのが観れて面白いですq(`∀´;q)

長城の西端には大きな砦があり、ここが終点だそうです。
これ以降は砂漠が続いてるから作る必要がなかったんでしょうな。

他、シルクについての解説やオアシスなどが続き、荒涼とした風景の中で
「五彩湾」という不思議な場所が現れました。実際に映像で観ないと分かりにくいけれど
不思議というのが最も適当な言葉かなと思いました('-'*


■エピソード5の見所■
中国といえばやはりパンダの話題は避けられないということで、パンダ特集です('-'*

…と思いきや、パンダの前に中国で古来から続く伝統と、自然との関わり方を
中心に語られていました。伝統や自然との関わり方と密接に関係するということで
野生動物や中国を代表する動物であるパンダを取り扱っているという感じです。

で、変わり行く現代と、そんな中でも変わらないものもあるという流れで
14:12~からパンダの登場です( ´∀`)ノ

私は天邪鬼な性格なので、パンダv(`∀´v) パンダv(`∀´v) と周囲が褒めてると
「別に言うほどでもないじゃん(´-`)」って感じで捻くれた態度を取ってしまうのだけど
これだけじっくりとパンダの動いている姿を観ると、やっぱり納得しちゃいましたね。

パンダ、可愛い( p´∀`)q と。

寒くても通常の熊のように冬眠できないために食べ続ける必要があるとか。
竹はまぁ、見た目からも分かるように栄養価が低いのでたくさん食べるのは大変そう。

あと、笹を食べやすいように第六の指があり、器用に葉巻の形に巻いて食べてるのが面白いです。
ただ、ペロリ('-'* としてるだけじゃなく、効率よく食べるために工夫しているのを初めて知りました。

他、野生パンダとしては初めての求愛行動の様子を映像に納めたという点も見逃せないですな。
可愛いパンダが、鬼になった瞬間を垣間見たぜ(;´Д`)ハァハァ

最後の方はさすがにパンダだけだと時間が足りないのか自然の様子が続きました。
その中で世界遺産にも登録されているという「九寨溝(きゅうさいこう)」の景色は素晴らしいです。
目が覚めるほどの景色、景観。桃源郷と言われるの頷けますな( p´∀`)q

こんな素晴らしい場所に家を建てて、毎日移ろい行く季節を楽しみたい~と思う一方で
多分、実際は家に篭ってPC前に座ってるんだなと想像しちゃったぜ('-'*


■エピソード6の見所■
付属の紙の簡単な説明にあるように、ここでは内陸ではなく沿岸部の野生動物と
現代中国が直面している問題などに迫った感じで展開。

沿岸部ということで渡り鳥が立ち寄る水辺や干潟が多かったです。
その中でも異彩だったのが蛇島でしょうかq(`∀´;q)

6000年前の海面の上昇で この島に取り残されたマムシが
渡り鳥が立ち寄る数週間のチャンスを糧にして生きてる様子を観てビックリ。
なんと鳥が止まりそうな枝に待ち伏せしているのですよ。

木の上の枝の先っちょにじっと動かずに擬態してパクリ('-'*
失敗したシーンがあったのは面白いです。
そしてその時の口を大きく開いて 牙が剥き出しになった姿はやっぱりマムシだなと思いました。

あと、もちろん蛇なので獲物は丸呑みするのだけど、鳥のくちばしが刺さらないように
上手に向きを変えて飲み込んでる工夫が新鮮でした。

他、伝統的な茶作りや、リアル ジャンク船を見れて個人的には興味深かったですv(`∀´v)

最後に、中国というと環境破壊の権化だと思っていたのだけど
意外と環境保護活動もしてるんだなと初めて知りました。


まとめとして この「ワイルド・チャイナ」は、今まで伝聞や憶測でしか分からなかった
中国の美しい自然や動物達、自然との関わりを 6エピソードそれぞれ60分近くにわたり
じっくりと観れたのがとても良かったですv(`∀´v)

BBC EARTH ワイルド・チャイナ ブルーレイ・デラックスBOX [episode1-6]2枚組 [Blu-ray]

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字幕だということで避けずに、万人に観てもらいたいものですv(`∀´v)

■付録■
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「BBC EARTH イエローストーン」観ました。 [BBC EARTH シリーズ]

まぁ、まずはパッケージから。

BBC EARTH イエローストーン ブルーレイ・デラックスBOX [episode1-3]2枚組 [Blu-ray]

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イエローストーンと聞くと、アメリカにある国立公園やら自然公園やら
そのくらいの印象しかなかったのだけど、今回のを観て 季節の変化によって
劇的に変化する場所なんだなとビックリしました。

今作ではエピソード1~3までで、
エピソード1 「冬」
エピソード2 「夏」
エピソード3 「秋」になっています。

最初に挙げたのは季節による劇的な変化なのだけど 他には、そもそも この地を
形成した要因であるホットスポット(地下からマグマが出てくる地点)があります。

100万年に一度の大噴火の火山灰で地域一体が水を貯められない土壌であったり
ホットスポットの上にあるために土地が隆起している場所で標高が2000mだったり、
地下で暖められた水が噴出す「間欠泉」が有名だそうですね。

間欠泉は日本でもあって、九州に旅行に行ったときに観たことがあるので
どんなものかは知ってはいたものの、イエローストーンの間欠泉は大きなものだと
50mくらい上まで噴出したりしてて規模が違うなと驚いています。

というか、世界中の間欠泉の2/3が このイエローストーンに集中してるんだそうでビックリです。

標高が2000m級だということで気温が低く、また地形上、西海岸からの湿った風が
イエローストーンに吹き上がってきて、猛烈な雪を降らすそうですね(;´Д`)ハァハァ

エピソード1のメイキング映像に雪下ろしをしている場面があったのだけど
屋根に積もっていた大量の雪を効率よく降ろすためにブロック上に切ってるのが面白かったです。

それではエピソード別に。

★エピソード1 「冬」
イエローストーンの冬は6ヶ月続くそうで、つまりは1年の半分は雪に覆われているようです。
気温も-40℃まで下がるそうで極寒で豪雪地帯っていうのがまず驚きでした。

その氷点下で雪に覆われた大地に適応したバイソンの姿が印象的でした。
普段はもじゃもじゃした毛が暑苦しいという感じだけど、なるほど これくらいないと
適応できないなという過酷な環境ですね(;´Д`)ハァハァ

雪の下に埋まっている草を食べるために発達した頭部をもっていて
冬場に遠くへ移動しなくても生きていける進化は面白いですね。

あと冬場に活躍するのはオオカミだそうです('-'*

食物連鎖の頂点に位置するオオカミは 夏場よりも冬場に真価を発揮するようですな。
雪が多くて草食動物は足をとられて逃げ足が鈍るそうです。ただ やっぱりオオカミにも弱点があって
川には冷たすぎて入れないとか、一頭だけでは獲物を仕留められないなど色々とあるようです。

他、コヨーテやアカギツネのジャンプが面白いです。
特にアカギツネは雪の下で動いているネズミの音が分かるそうで
分厚い雪に頭からジャンプして突っ込んでネズミを咥えて捕食してる姿が新鮮でした。

コヨーテは魚の横取りが良いですね。カワウソたちが盗られまいと必死に池の氷の下へ
隠してた魚を、氷を突き破って咥えて持っていく姿が面白かったです。

★エピソード2 「夏」
内容的には春~夏でした。

あれだけ一面まっしろの雪に覆われていたのに、わずか数週間で彩色豊かな緑が
広がる景色は最高ですね。これはエピソード1で殺風景な白銀世界を先に見せていた演出も
あるのだろうけど、こういう緑の景色は何度見ても気持ちのいいものですねv(`∀´v)

イエローストーンの夏編で驚いたのが夏でも雪が降るって事です。周囲の山脈に氷河期の氷河が
残っている寒冷な土地なので、少し太陽の日が翳ったりすると冷気が吹き込んで雪になると。
またその雪がちょっと降るんじゃなくて、積もるほど降るというのがビックリですq(`∀´;q)

ここで新しく登場する動物で目に付いたのが「プロングホーン」です。
最速の草食動物だそうで、うぃきで調べると時速88㌔で走れるそうです。

これは昔、アメリカ大陸にチーターの仲間がいて、それから逃れるために
早く走れるように進化したそうです。このプロングホーンは一科一種だそうで
これだけ早く走れる種族が多様化せずに一種なのは珍しいなと思いました。

あとはハイイログマの親子、可愛いですね( ´∀`)

★エピソード3 「秋」
豊かな夏から迫り来る冬への準備の秋。

雪に対応できない草食動物たちは移動準備を始める季節で、一方では交尾の季節。
ワピチやビッグホーンなんかが激しく ど突き合いをしていました( ´∀`)q

ワピチはともかく、ビッグホーンの激突音がもの凄くて、
音を聴いていると、こっちの首が折れそうになってきましたよ(;´Д`)ハァハァ

この秋編で一番、目を引いたのはビーバーです。
木々をかじって倒して、その枝を運んでダム建設。

ビーバーが環境を自分達に適したものに作り変え、またそれが地域の生育バランスに
貢献しているのは知ってるのだけど、あのような大きな木をガリガリと歯だけでかじって、
でも全てはかじらずに、後は風と木自体の重さで倒す姿が新鮮でした。

ダム作り自体も割れ目に枝を添えて、泥でペタペタと補強してる姿が愛らしいですね( ´∀`)
説明や写真で知ってるだけではなく、映像で作業しているのを観るとよく分かっていいですね。

そして本格的な冬の到来とともに、エピソード1へとループするとq(`∀´q)
二周観ろとまでは言わないけれど、冬 → 夏 → 秋 → 冬 と観てると変化がより深く理解できます。


「イエローストーン」のまとめとしては、四季による劇的な環境の変化と
それに対応した動物達の姿が新鮮で面白かったです。

景観的にも世界中の間欠泉の2/3がイエローストーンに集中していて あちこちから噴出し、
凍った湖の真ん中が熱水で解けていたりと、地熱の影響も大きな影響を与えてるのが面白いです。

ちなみにパッケージ絵の不思議な色をした湖の色合いだけど
温水による温度差によって水中に住む微生物の種類が違うために色が違って見えるそうです。


■オマケ■
サウス・パシフィックの時もそうだったのだけど、今回も「動物大図鑑」で
作中に登場する生物達を確認しながら観てました( p´∀`)q

世界動物大図鑑―ANIMAL DKブックシリーズ

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2004/02/10
  • メディア: 大型本


この大図鑑の特徴は、イラストではなくほとんどが写真なのがポイント。
イラストもあるけど、まぁ、さすがにクジラみたいな大きなものは写真では
入りきらないので仕方ないとは思いますがね(;´Д`)


って、せっかく貼ったのに売り切れになってました(;´Д`A


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「BBC EARTH サウス・パシフィック」観ました。 [BBC EARTH シリーズ]

ブルーレイで綺麗な海を観てみたい!

というわけで そもそもこのBBC EARTHシリーズを知ったキッカケが
このサウス・パシフィックでした。

BBC EARTH : サウス・パシフィック [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


最初に購入しようとしてたのはオーシャンズだったのだけど
そちらはアマゾンレビューでイマイチな感想ばかりだったので こちらにしたわけですq('-'*

さて、サウスパシフィックはそのタイトル通り、南洋を取り扱ったもので
作中では南太平洋を舞台として、海の中だけではなくその島々に住む珍しい生物や
人類活動の話をエピソード1~6にまとめてあります。

それぞれ、
エピソード1 絶海の島々
エピソード2 漂流者たち
エピソード3 限りなき紺碧の海
エピソード4 火山が育む海
エピソード5 奇妙な固有種
エピソード6 消えゆく楽園     

というタイトルがつけられていて、エピソード1では他エピソードの目次的な作りになってますな。

エピソード1では南太平洋の海と陸地面積の比率の説明、ここで生活するというのがどういうことか、
そうのが端的にまとめられてて、この「サウスパシフィック」の内容がどういうものかというのが
分かりやすい内容になってると思います。

これを観た後に、それぞれ別エピソードで深く内容を掘り下げていくわけですq(`∀´q)

★エピソード1 「絶海の島々」の見所としては「波」でしょうか。
高感度カメラで撮影された「海の中から見る波」という映像は必見ですv(`∀´v)
このような映像は生まれて初めてです!

海中からの波を撮影した映像自体、不思議な光景でワクワクしたのだけど
それを超スロー再生された映像がまた凄いv(`∀´v)

海が澄んでいることもあるのだけど、超スロー再生された波の泡ひとつひとつの流れが
液体化したクリスタルガラスのように煌きながら流れていくのがとっても綺麗でした。

サーフィンしてるのを撮影したメイキング映像でもあったのだけど、なかなか大きな波が来なくて
その要因が遥か北の日本やその北方海域の天気に左右されてるというのを知って驚きました。
北太平洋の悪天候が波を呼び、南太平洋にまでそれを運んでくるというのがビックリです。

★エピソード2 「漂流者たち」では長距離間の南太平洋地域の島々へどうやって生物が
広がって行ったかの話でした。自力で泳いで行ったり、鳥が飛んで辿り着いたってのは
分かるのだけど、嵐で空に巻き上げられて運ばれたりした話を聞くのは新鮮でした。

このサウスパシフィックで何度か「ハワイ」が話題に出るのだけど
海外旅行の定番先でお手軽だったイメージが変わりました。

確かによくよく考えてみると周囲はずっと海ばかりで
「こんな場所に辿り着く生物はそうそういない」なってのが理解できました。

これらの絶海の島々に辿り着いた生物達は敵が極めて少ないために独自進化をしていって
1mのヤシガニとか、巨大なヤスデとかに成長してるのが興味深いですね。

他、映像的に面白かったのはイリエワニでしょうか。
川や沼地で待ち伏せしてるのではなく、海を泳いでる姿は目を引きます。
てか、ワニってどれだけ最強なんだよと(;´Д`)ハァハァ

★エピソード3 「限りなき紺碧の海」では海と、海に生きる生物達を捉えた内容です。

海と聞くと「海なんだから どこでも魚はいるだろう」という風に思われがちで
私も当然のようにそう思っていたのだけど、「海洋砂漠」という言葉があるように
プランクトンがいなくて魚がほとんどいない海域がある事を知って驚きました。

残酷なほど蒼く澄んだ海は、この海で遭難した船員達を例に挙げて
人間達にとっても魚たちにとっても厳しい世界だというのを思い知りました。

★エピソード4 「火山が育む海」では、点在する島々の形成が説明されてました。
簡単に言うと海底火山が噴火して陸地が出来るってのものだけど、上空から
海中で噴火してる映像を見るのは新鮮でした。

他には溶岩が固まって出来た大地の上に根をはる植物や
地下に空洞が出来てて、暗闇の中で生きる変わった生物達の生態なんかも興味深かったです('-'*
空洞内の天井から垂れ下がる無数の根が面白いですねv(`∀´v)

★エピソード5 「奇妙な固有種」では絶海の島々で独自の進化を遂げた
他では見られない生物達の様子が珍しくて面白かったですv(`∀´v)

木登りカンガルーってのが冒頭にあったのだけど珍しいですね。
一番珍しいのは木登りするというよりも外観でしょうか。熊にしか見えませんよ(;´Д`)ハァハァ

他には大きなトカゲ、飛ぶ必要が無くなって翼が退化した鳥などなど。
トカゲというと主食は昆虫とかだと思うのだけど、ベジタリアン化したトカゲは面白いですね。

カンガルーにしろ、トカゲにしろ樹上生活化した要因には木登りの名人である猿が
居なかった事が大きいと説明されてました。こちら側から見ると猿は脅威に感じないのだけど
安全な樹上で果物や葉っぱなどが食べ放題というのはポイントが高いようですな。

飛べなくなった鳥は数種類紹介されてました。
飛行能力は天敵がいないと結構簡単に退化してしまうものかなと考えてしまいました。
鳥の進化の過程で得た飛行能力というのは生存競争で有利なためで、飛べなくても
生存できるなら必要ないという事なんでしょうなq(`∀´;q)

あとニュージーランドの景観は素晴らしいですね( ´∀`)

★エピソード6 「消えゆく楽園」では人類活動による海洋資源の枯渇と
環境保護活動の様子がメインになります。

このエピソードの見所は本編よりもメイキング映像でしょうか(;´Д`)ハァハァ
魚を捕まえる網の中にダイバーが潜っての撮影。

網の外から撮影ってのは普通だけど、中に入っての映像は極めて珍しいかも。
蒼い世界に絶壁の網のカーテンが揺れているようで、もの凄い映像でした。

また、網が狭まり、魚達が圧迫されてる姿を見るのは心が痛みました。
撮影者が海中での様子を「言葉が出ない」とか言ってたけど、
確かにあの光景を見たら言葉では言い表せない何かは感じますね…。


「サウス・パシフィック」のまとめとしては、
「南太平洋について知っていることは何か?」という、理解していたつもりのようで、
実は全然知らなかった、もっと奥深い世界を垣間見れたのが良かったですv(`∀´v)


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