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同人ゲーム 「C.Uニトロニィル」クリアv(`∀´v) [アレ系]

サークルは栗pickです。


ついに発売されましたね。

最近はCi-enに登録されている製作者が多いので、追っているサークルの更新情報が
一覧で出てくるので分かりやすいです。

うん、毎日見ていましたよ。というか配信日が発表された時に、逆に驚いてしまいました。

マジか。と

もちろん毎日のようにフォローしている製作者に更新情報が無いか見ていたわけだけど
唐突で信じられませんでしたね。何せあともう少しで完成のはずが2年くらい経ってましたし
発表があっても来年の4月のことだと思っていたくらいです。

それがアッサリと発売されてゲームを始めてみると…やはり止まりませんでしたね。
夜勤前で、昼夜逆転させるために一晩中起きてる日だったので触りだけでも、
体験版の範囲だけでも進めておこうと思っていたのだけど、全然止まれませんでした(;´Д`)ハァハァ

シナリオについてのネタバレはしないけれど、シチュやシナリオの流れは話題に出すので注意。
ちなみにクリアLvは20程度、初回プレイ時間は15時間程度。


■ここが良かった!■
☆三人のヒロインが魅力的。絵も今作はそれなり安定していた。
☆ちゃんと関係性を築いていく過程があり、シナリオが進むにつれて過酷さのギャップで魅力が増す展開。
☆シナリオが骨太で、アレ要素なくてもシナリオだけでも面白かった。
☆「わくわくカートリッジ」システムはもっと充実して欲しいところです。


■ここがイマイチ■
★個人的に一番見たいシーンがすぐに終わって残念だった。(わくわくカートリッジ補完もすぐに終わる)
★サロンのシーンには警務官の男を登場させて欲しかったです。
★シナリオとビジュアルが整合性が取れていないミスが目立った。


さてゲームのシステム的な面でいうと、4章仕立てで、最後の4章後半以外は共通のシナリオ展開です。

ただし純愛ルートとNTRルートの違いによって、寸止めになるか、
その後に追加シーンが発生するかの違いがある感じです。

1.ヒロインに危機が! 主人公が間に合って助かる。
2.ヒロインに危機が! 事後に主人公が助けに来る。

よってシナリオとしては一度真面目に読んでいれば、大きな分岐がないので把握は出来る感じです。
終盤はNTRルートだと母娘ヒロインが可哀そうな事になるので、ちょっと見ていられない感じでした。

ゲームの魅力としては骨太のシリアスなシナリオと
魅力的な恋人、街医者の母娘の三人のヒロインですね。

シナリオ本体としては、キーワードとして異星種との戦争、謎の奇病、遊星機雷などのSF要素と、
三人のヒロインを上手くシナリオ内に収めてアレ要素と結び付けたところが強みです。

そもそも何故、知的生命物の彼らと話し合えず戦争になったのか、
その後、何故、奇病が発生したのか、置き土産の遊星機雷の照準の意味など
謎が謎を呼んで、それらの疑問が解明されていくのも面白かったです。

それらの謎は謎としておいといて、それらを利用して腐敗する人間社会の暗部が
この地域に暗い影を落としているのも、この作者の持つ持ち味の一つですね。
「ナナハよ。」や「涙声のギニヨル」も退廃した世界観でしたね。

個人的には今作のヒロインは感情移入しやすくて良かったです。
ギニヨルはヒロインが本当にガチロリだったので「可哀そう」が先に来てしまって
シーンが使いづらいところがあったのだけど、ニトロリーヌは一番美味しい旬な感じで良いですね( p´∀`)q

母娘側の娘の方は幼いのが引っかかるけれど、この辺の趣味はもはや製作者のツボなんでしょうね汗

あ、母娘側の母の方はとても魅力的で良かったです。

ニトロリーヌの魅力付けとして、今作新しいと思ったのは、これまでは最初から恋人だったり嫁だったりが
ヒロインだったのだけど、今作は最初は「再会した恋人」から「結婚」して嫁に進化する点が新しいです。

正直なところゲームを始めた頃は「再会した恋人」と言われても、ゲーム内人物たちの「ただの設定」って
感じしかしなくてピンとこなくて、むしろ軍属というだけで嫌われている主人公が母娘を助けたことで
徐々に心を開いてくれて、仲良くなるという1から信頼関係を築いていく方が分かりやすくて惹かれました。

プレイヤー自身の知らない内に恋人設定だと言われるよりも、任務とかイベントで救助とかして
仲良くなっていく方が自然だし、感情移入も深まるしね。

序盤はそうだったのだけど、そこから一気に株を上げてくるのがメインヒロインでしたね( p´∀`)q

やはり任務で常に一緒に行動して、RPG要素をこなしていくと愛着も湧くというもの。
また、ことあるごとに勝ち気で正義感の強い彼女は、少し気弱な主人公が言えないセリフを語るので
好感度が高まります。ニトロの発言って、まっとうな人間からすれば「そう思って当然」っていう
プレイヤー側の声を代弁しているところもあったしね。

母娘とはマイナスからの関係からプラスに。ヒロインとは一緒に行動することで
彼女のひととなりを知ることで好きになっていくのも自然な流れを作り出しています。

そんな三人のヒロインを主人公が支えることができるのかが今作の分岐となっていて、
純愛ルートのエンディングに到達した時は、よくこんな荒廃した世界、シナリオで
無事にここまで到達できたなと感動してしまいましたね( p´∀`)q

分岐としては母娘の母が処置所から出てきた時に、心のケアになるような行動をする、
ヒロインはどんな理由があっても手放さないというところでしょうか。

製作者の話では、すべてのシーン回収は、純愛ルートで三人を守り切るのと
NTRルートで三人を守り切れないで回収できるので、どちらか一方をという選択肢はないです。

そうなんです! 今作はヒロインが三人いるのだけど全員を救うことが出来て、
栗pickなのに信じられないような贅沢なエンディングを迎えることが可能になっています。

純愛ルートだと単に酷いシーンがなくて、最後だけオマケ程度に良かった的な流れが多い気がするのだけど
今作の純愛ルートのエンディング展開にはビックリしましたよ。

正直、このひどい世界観で、すべてを守り切り救ったことで得られるご褒美的な
エンディング展開は、やりとげた甲斐があったと感じています。

一方で三人ともNTRルートの方はというと、特に母娘の扱いが可哀そうでダメでしたね(;´Д`A
母娘はシーン的にも終盤はお腹が大きいビジュアルが多かったので、その点でもイマイチでした。
(お腹が大きくなっている状態でのシーンは、私のNG属性の一つ)

処置所~サロンあたりがピークで、それ以降が辛かったです・゚・(ノД`)・゚・

母娘の特に未亡人の方は、身持ちがしっかりしていて、決して悪党の言いなりにはならない心の強さと、
時折主人公に見せる女の弱さ、成熟して持て余した身体という色々な要素が詰め込まれていて良いです。

この未亡人はギニヨルのような即堕ちの人妻ではないのが対称的でしたね( p´∀`)q
(いやギニヨルの人妻もいいんだけど、楽しみは引き延ばした方が良かったのよ)

未亡人と警務官の関係が面白くて、この男、本当に清々しいほどのクズで、よいスパイスになっていました。

大悪党でもなく、権力を持っているわけでもなく、戦闘もできず、ただしかし
未亡人を手に入れたいという想いだけは執念を燃やしていて、でもすべてその男の前で
その機会が奪われたりしているのが見ていて哀れであり、当然の帰結でもあったりと
クズはクズとして人間味があったのは良かったです( p´∀`)q

このクズがNTRルートのサロンで活躍できなかったのが残念でならないです。

アレ要素としては「わくわくカートリッジ」システムがあったのは良かったです。
これらは本来のシナリオ展開では見れないシーンを撮影データとして流出した体で確認することが
できるシステムで、作中では触れられないメタ的な要素があるのだけど、プレイヤー側としては
その続きが見たい! というシーンが多いはずなので、その補完には良いシステムです。

一方でその補完にあるにも関わらず、え?無いの?とか、もっとがっつり見たいのにと
思うシーンがあり、その辺は残念に思いました。(教会の個室とか、監察官の接待など)

私の性癖というにはあれなんだけど、「顔が見えないシーン」っていうのに魅力を感じるのよね。
どんな表情か見えないので、セリフとか場の雰囲気で感じるしかないシーンです。
プレイヤー側の妄想力が試されます。(ネノトリなど)

もちろんそのシーンも良いのだけど、それと同時にやっぱり実際のシーンも見たいわけで
それを補うのがわくわくカートリッジだと考えていたので、いざそのシーンが補完されていないと
とても残念な気持ちになりました・゚・(ノД`)・゚・

今作の注意点としては、シナリオ上の展開とビジュアル差分が異なっていて
管理が甘くなっていた点でしょうか。

純愛ルートなのに、どういうこと? とか、細かいところで差分管理の甘さが出ていたのが気になりました。
いずれ修正されるんだろうけど、シナリオがシリアスなので、今作は本当にここが気になってしまいました。


■まとめ■
骨太でシリアスなシナリオがとても良くて、読み物としても良かったです。
まぁ、異星種と分かり合おうというのがそもそも無理だったのもあるのだけど
クリアした人からすると、本当にコレ、余計なお世話だよね(;´Д`A

恋人と母娘の三人ヒロイン制と純愛ルートにおけるその完救は、これまでの栗pickさんのゲームでは
無かったと思うのでとても清々しい気持ちでゲームを終えることが出来ました。

純愛ルートというと、ヒロインのシーンが少なくなるだけでプレイヤー側の労力に見合わない
苦行的な面があったのだけど、今作は三人の完救で、ご褒美的なエンディング展開があったのが良いです。

肝心のNTRシーンについても、勝ち気で正義感の強い恋人や、身持ちの堅い未亡人が
世間の情勢から悪党たちに翻弄されていくのが良かったです。
この辺は栗pickさんのゲームをプレイしたことがあるなら、いつものクオリティですね( p´∀`)q

二周するのに25時間くらい掛かったけれど、とても満足しておりますv(`∀´v)

そもそも一周目の純愛ルートで15時間くらい掛かってるしね。
どのくらい骨太シナリオなのか伝わるかな。

二周目も+10時間になっているのは、強制ウェイトもあるんだろうけど、
充実したNTRシーンの多さで時間が掛かっていることも大きいです。
うん、1シーンが長いんですよね( ´∀`)


■おまけ■
お気に入りのシーンはニトロの「監獄内にて」、「教会にて2」、「監察官接待」、
教会も接待も好きなシチュなのに短いのが残念。

ミローラとしては「ミローラの処置」、「地下発掘エリア接待」あたりかな。
ミローラさんは魅力的な身体、黒ストッキング、悪党に媚びないところなんかが凄いですね( p´∀`)q

この思い通りにならない女をどうにかしたい、どうにかできなければせざるを得ない方向にもっていく。
こういうのがいいよね( p´∀`)p

個人的にアレシーンで不満といえばサロンとか接待のシーンは丁寧にして欲しいところです。
この製作者、必ずエロ下着や風俗的要素を入れてくるのに、なぜか奉仕シーンは極端に少ないのよね。

口取り属性とか無いのかしら。
接待要素でいえば、ナナハよ。の方がよっぽど接待してましたね。

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