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同人ゲー「夏神家に起きたこと」クリアー。 [アレ系]

サークルはVENUSです。


発売に気づいたのが前日の2時間くらい前だったので慌ててプレイしました。
人間関係の構築に時間を掛けているだけあって、登場人物が生き生きしていましたね。


■ここが良かった■
☆ここまで見事な裏切りを演出する人間構築には驚きました。
☆まさかP活の最初の段階で、そこまでしているとは思いませんでした。
☆ヒロイン母が凄まじい色気を発揮していて次回期待したいです。

■ここがイマイチ■
★ここまで見事な裏切りは初めてだったけれど、それが面白いかは別の話で使えなかった。
★キャンプのテント人員配置、さすがにそれは無いだろうと思った。
★ヒロインの声に違和感があった。(珍宝にこない)
★タイトルは「夏神家に起きた事」だが、もう一方の夏神家の人は匂わせだけで終わったのが残念。


クリア後の率直な感想としては、すべてを「一言で語るのが難しい」と思えるような感じでした。
まぁ本当に一言でまとめると「茶番だった」に収束するんですが(;´Д`A

ただしこれは全シナリオを見てからの総括でそう言えるのであって、
物語を構成するためにかなり長い時間を掛けて作り上げてきた人間関係から考えていくと
登場人物それぞれが見ている方向が違っていて、その差異にショックを受けるんじゃないかと考えています。

主人公からヒロインを見た視点、ヒロインから主人公を見た視点、
ヒロインと関係を持った人物から見た視点、そして物語を体験しているプレイヤーの視点。

プレイヤーも含めて、登場人物たちの意識の向き方が色々と違っていて興味深いなと思いました。

普通はヒロインが居て、何かのイベントが発生してNTRて、それが発覚しておしまいって感じだろうけど、
自分よりも年若いJKに母性を見出したり、彼のことは大切に思っているけれど活動相手には
同年代にはない落ち着きを感じてしまったりと、決して一筋縄では語れない、流され系という感触でした。

一言でヒロインが悪いだとか、ここで関係性を整理しないとダメというのはプレイヤー目線で言えるのだけど
当事者たちからすれば現在進行中の出来事で、ヒロインは絆されているし、
家庭問題に足を突っ込みすぎているのもあって、そうそう辞められない状態だしね。

というか もう、ヒロインは主人公がどうとかよりも、登場人物たちが作り上げた人間関係を壊さないことに
終始していたような感じです。その結果が最低の浮気につながるんですが(;´Д`)

それは地獄への片道切符で、主人公は「が分かる」という特殊能力があるので確実に発覚するし、
将来的にも何か問題が発生した時に この問題は核熱級の爆弾にもなるしで、よくよく考えると
この物語はヒロインと結ばれても、結ばれなくても主人公は破滅だったり家族が破綻してしまっていて
何をやっても詰んでいたのでは? という因果律を疑ってしまいますね(;´Д`A
主人公に対しての救いが本当に無いのよね。未遂すらもないというのが・゚・(ノД`)・゚・

この辺の不幸っぷりは本当に可哀想だし、プレイヤー側としても嫌悪感を感じるところです。
何せこの主人公、仲間たちのために奔走して色々とやり遂げたのに、一向に報われず
最後にとどめを刺してくるんだからね。

そしてその主人公の不幸っぷりの原因は何かと考えると、ヒロインに批判が集中しちゃうわけで、
それ故に このゲームのアレシーンはとても使いづらいです。

今作のヒロインで唯一、大興奮したのはP活のカラオケボックスのシーンくらいでしたね。
目隠しネクタイは絵面が凄いです( ´∀`)q この背徳感はやばいです。

さて私がNTR系のゲームする時に好みのシーンは、発覚のシーンなんだけど、それ以降のシーンは
何故好きじゃないかというと、ヒロインが相手に夢中になって嫌いになっちゃうからなんだよね。

登場人物間の関係で主人公は未練があるかもしれないけれど、プレイヤーの私は
裏切られた瞬間は燃え上がるけれど、その後はヒロインが「嫌な女」になってしまって
シーンも見たくないって感じになっちゃうのですよ。

まぁ、そういうわけで一番好みなのは「寝取らせ」というわけです。
私にとってのNTRはプレイヤーの私がヒロインを好きでい続ける要素が無いとダメというのが
最近の自己分析でわかりました。

それから考えると今作はダメでしたね。
主人公の気持ちが介在しない、浮気という行為は燃えませんね(;´Д`A
(もうお前ら、勝手にやってろって思っちゃう。)

とはいえそれはプレイヤー側の話で、ヒロインと相手との関係性で言えば、ずっと裏で繋がっていて
主人公目線のシナリオからは考えられないほど、あっさりした気持ちしかなかったのが逆に驚きました。

もう少し迷いとかあると思ったのだけど、これが女神や魔性といった女の顔なのでしょうかね(;´Д`A

魔性といえばヒロイン母も、ところどころでにじみ出る色気が凄まじかったですね(;´Д`)ハァハァ

どうみても火遊びしたい、燃え上がる不倫を夢想しているというのが透けて見えますね( ´∀`)

その辺を、娘の進路への脅迫と、暴かれた女の本音を付けこまれたのでしょうね( ´∀`)

今作ではヒロイン母のパートは無いのだけど、ゲームのエンディングで2022年冬の予告はありました。
そのあたりはとても期待したいですね( p´∀`)q


■まとめ■
「夏神家に起きたこと」というタイトルですが、夏神家に二人いる内の一人、
娘の方しか今作では語られておらず、タイトルからすると未完成な印象を受けました。

恋人や彼女という曖昧な関係よりも、人妻の方が好きな私としては
2022年冬に予定している「夏神家に起きたことplus」に期待したいです。

周囲には年上人妻キラーの友人、生活指導の先生という感じで、
娘編では出番の無かった「候補者」がスタンバっていて、もう不安と期待が高まってしょうがないです( p´∀`)q

アレシーンの演出も年々良くなっているので、ヒロイン母もこのクオリティで仕上げてこられたら
キャン玉がいくつあっても足りないんじゃないかと考えています( ´∀`)q
なにせ、誰が見ても堕としたくなる女性ですからね。

ゲームとしては時間を掛けて人間関係を構築しているので、先行版部分をプレイすると
普通に少年少女の青春物語として楽しく読めました。

ただやはりヒロインである娘のアレシーンは、エンディングを思い出すと嫌な女になってしまって
「別にもういいかな・・・」となってしまいました。CVが微妙なのも影響あったかも。

感想まとめとしては「次回作のヒロイン母編でこのタイトルは完成する」というところでしょうか。



■抜けない■
うん、前も思ったんだけど、最近、VENUSさんの新作をクリアした後、
同じVENUSさんとこの過去作のゲームを再起動して処理してる気がする。

これはどういうことかというと、毎回アレシーンの熱量が下がってきてる気がします。
そこまでに至るシチュエーションには凝るんだけど、行為自体は淡泊というところ。

演出(技)に凝りすぎて、勢い(力)が失われているのではと感じます。

特に今作はなんとなく淡泊な印象で、ヒロインに対する熱意とかが足りなかった気がします。

この女を絶対に自分のものにするという熱意がなく、医療行為?から始まった関係だからでしょうか。
それとも人妻キャラじゃないと、狂おしいような よがり声が使いづらいとかでしょうかね。


実は今作で一番、珍宝に来たのは、ヒロイン母の予告編の脱ぎ捨てられた服の風景と、
下品な口取り音だけのシーンでしたね( p´∀`)q

発売はまだですか?( ´∀`)

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