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アレ系 「乙女理論とその後の周辺」クリアー [アレ系]

メーカーはNavelです。

原作の感想はこちら。http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2013-08-16

さくっと行きます〆('-'*

今作は元となる「乙女理論とその周辺」のファンディスクのような規模で、ボリュームは少なめ。

個人的には今作一番の価値としては、元となる乙女理論とその周辺の主人公のフルボイス化が
大きかったと考えています。

いやはや、フルボイス化したので、新作をやらずにもう一度プレイしなおしていたのだけど
物語の展開が分かっていても、ひたむきな献身にはポロポロさせられました・゚・(ノД`)・゚・

で、今作といえば「その後」というタイトルのとおりアフター編の話になっているのだけど
最初にボリュームが少なめと書いたとおり、どれもこれも中途半端に感じてしまって
物足りないという印象が残りました。

その周辺のエンディングから、おおよそ1年分程度の内容で、家族の和解もまだまだこれからというところ。
これなら正直なところ、家族和解への道筋を立てたその周辺の終わりだけの方が「ふわっ」とした
未来を想像できて良かったのではと思いました。

だって、その周辺で、これからは家族和解が進むんだろうなと思っていて、アフター始めたら
全然 道半ばでアフター編が終わってしまって、いつになったら和解が進むんだろうかという
期待ができないくらい根深いものだと見せられた感じだったしね(;´Д`A

とはいえ登場キャラを深く掘り下げる事にはなっているので、深みは出ましたね。

新作的には、その周辺では未完のような出来だったエッテ編のアナザーが良かったです。
これによりやっとエッテもヒロインとして昇格したような感じです( ´∀`)

エッテのアナザー編は、その周辺の途中から物語が分岐したもので、本編とは異なり
すんなりと話が進まず、最初は「話を作るために話を作った」や「やたら理屈くさい」物語の流れが
気になったのだけれど、次男家との関わりが多い話で下の従兄弟の活躍が見れて良かったです。

どうにも おバカキャラとしか印象がなかったのだけど、主人公とは偉大な兄をもつ
弟同士という間柄で意気投合し、そこから話を発展させていって、最後はルートヒロインである
エッテ自身が強力な援護射撃をする展開がとても良かったですv(`∀´v)

エンディング間際の この進退窮まった状況での発言は本当に「スカっ」とした気分になりましたよ。

エンディング後はもちろん、アナザー後のアフター編もあり、こちらは他のヒロインと同じく
やはり その周辺から1年程度の話に留まるので、先が見えてこないまま終わってしまったのは残念です。

プレイヤーとしては結局のところ、無印である「月に寄りそう乙女の作法」のルナ編が
正史だと考えているので、それに負けないくらい磐石の未来を思い描けないまま終わったのでは
どうしても払拭できないのですよ(;´Д`A
※時間軸が未来のシリーズ作「月に寄りそう乙女の作法2」がルナ編から続くからです。

これは「月に寄り添う乙女の作法2」が世に出ていなければ、その後の周辺のアフターでも満足していた
かもしれないけれど、どうしても「未来に繋がらない1ルートの話のアフター」という印象を払拭できず
残念な気持ちになってしまいました。

乙女理論とその後の周辺 -Belle Époque- Limited Edition

乙女理論とその後の周辺 -Belle Époque- Limited Edition

  • 出版社/メーカー: Navel
  • メディア: DVD-ROM


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