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アレ系 「マテリアルブレイブ」クリアー [アレ系]

メーカーは戯画です。

クリア後の率直な感想としては「色々と期待はずれ」というのが一番 的確かなという印象です。

体験版の時点ではテンポのいい戦闘アクション、クセのあるヒロイン、
これからここでクエストをこなしつつ生活が始まるのかーという期待感があったんだけど
無駄に一本道に長いシナリオと、変化しない戦闘アクションにはさすがにダレてきましたよ(;´Д`)

てか10章あたりからテキストを読むのが苦痛で、学園行事なんかはオールスキップしてました。

今回はネットでの評判どおり、感想は厳しいものになります。


■ここが良かった!■
☆ゲームとしてのボリュームはありました。
☆横スクロールの戦闘アクションは、PCゲームでは新鮮味があった。
☆探索パートはスタミナ制限もあって、ゲーム性があって面白かったです。

■ここがイマイチ■
★別に世界がどうとか、どうでもいいんです。ちょっと話を広げすぎたんじゃないかなと思った。
★各ヒロインに個別ルートが無く、ゲームをプレイしてるのではなく、させられてる気分だった。
★エンゲージの副作用が起こってるはずなのに、最後まで本番がないのは不自然だった。
★戦闘パートでは、新しい技が追加されることがなく、同じ技、パターンで戦うだけの作業ゲームだった。


さて、今作はゲームとしてのボリュームは凄かったです。
まったりとは言え、毎日プレイしてて 発売日から今日まで掛かったしねq(`∀´;q)

ちなみにこれは一周分です。一周だけで凄い時間が掛かりました。

でもこのゲームのダメなところは、この一周分ですべてが終わるのが問題。
まぁ、見方を変えれば これはこれで良くも悪くも まとまりは感じましたが。

物語は一周分しか用意されて無いのに、ヒロインが複数いるのが
ゲームの設計上、致命的なかなと思いました(;´Д`)

通常、複数のヒロインがいれば、各ヒロインに個別ルートが存在して、
そのルート毎に物語の展開に変化をつけるのが普通だとは思うんだけど
今回はそういうのは無いみたいですな(;´Д`)

いや、自力で調べたわけじゃないので詳細は分らないけど、少なくともwikiで調べた範囲では
どのヒロインを選んでもチャプター毎のタイトルも同じなようだし汗

変わるのは好感度が高いヒロインと、最後の方で待望(笑)の本番をして、
エンディングで一枚絵の会話がある程度なんじゃないかなと(;´Д`A

そんな感じの物語構成なら、昔良き時代のアレ系RPGの基本のように、
一周しかないけど、全員おいしく頂けるような作りに何故、しなかったのが疑問です(;´Д`)

てか、自分で今、書いてて、余計に違和感を感じてきた。
エンゲージで主人公もヒロインも性的興奮状態にあるのに、本番が最後に一回きりですよ(;´Д`)

それに私は血が出るシーンが嫌い(痛い痛い言ってるシーンは損した気分になる)なので、
たった一回の本番がそれだけって…脱力感でいっぱいです(;´Д`)

てかね、なんで若く健康な男女が性的興奮状態にあるのに、見せ合いっことか ぶっかけだけで
衝動を発散させようと思ったのかが意味不明です。抑えられるわけがないでしょ(;´Д`)

そういう上級者プレイは、やっちゃった後にマンネリ化の打破のためにする事だろうとヽ(`Д´)ノ
戯画というメーカーにはアレシーンには期待してなかったとは言え、今回のはあまりに酷いです。

体験版の範囲内で、ヒロインが夜這いを仕掛けてきた時に、このゲームは
主人公のエンゲージ能力によって、カモがネギをしょってくる アレに奔放なゲームで、
ヒロイン全員を踊り喰いできるかも?という期待していた頃が本当に懐かしいです・゚・(ノД`)・゚・

物語は一本道で、ヒロインとのアレも酷い構成。最後の頼みの戦闘パートはというと…
最初は面白かったんですよ。でも最初だけでした。

なにせレベルが上がっても技が増えないので、同じ技を使って、同じパターンで攻撃して
敵を倒していくだけという作業感が半端なかったです(;´Д`)=3

成長して増えた要素といえば、「マテリアルアクト」だけど、これはバンバン使えるものじゃないし、
そもそも本編の物語上で普通に使えているのに、戦闘パートでは好感度を上げないとシステム上
使用できないってのが変だよ(;´Д`A

探索パートはマップを埋めていく達成感と、スタミナ制限があったので良かったと思います。
ただ、こちらも各キャラの武器アイテムの偏った配置とかはやめてほしかったです(;´Д`)

叶の武器は3つ見つけたけど、エーリカの武器は1つしか見つけられず、終盤の戦闘で
もともと腕力不足なのに さらにそれが拍車を掛けてました。

武器が弱いから難易度が上がったのじゃなくて、武器が弱いから倒すのに無駄に時間が掛かって
イライラするというのが正確な表現でしょうか。武器くらい、充実した学園内の購買で販売してくれたら
いいのになと思いましたよ。ほら、無駄に貯まっていく評価ポイントとか使ってさ。


■まとめ■
今作には三つの重要項目、「物語」・「エンゲージによるアレ」・「戦闘アクション」があるんだけど
どれもちぐはぐで、一つのゲームとして まとまりに欠いているような印象でした。
もっと良く出来たはずなのに残念です。

これは作り込みが甘かったというよりも、作る方向性がちぐはぐで
一つのゲームとして合致してなかったのが問題のように思えました。

だから物語は無駄に長い一本道だし、アレシーンはお預けばかりでストレス貯まるし、
戦闘は同じことの繰り返しで飽きたんだと思います。

「作り込まれた(もしくは手の込んだ)駄作」というのが私の正直な感想になります。

マテリアルブレイブ 初回版

マテリアルブレイブ 初回版

  • 出版社/メーカー: ギガ
  • メディア: DVD-ROM


■妄想■
ここをこうすれば面白くなんじゃないかと思って妄想してみた。

★舞台を現代風学園モノじゃなくて、ファンタジーものにする。
現代風でお約束の学園行事とかのテキストの冗長感が酷かったので。
現代風だと妙な制約あるし、特殊能力で戦うゲームなら、いっその事 異世界モノでも良かった。
他、体験型ネットゲームとかさ。

★戦士職や魔法使い職で、各キャラの差別化を計る。
基本が武器戦闘で、トリッキーな動きをする つぼみ以外に差は無いように感じたので
もっと特化させてもいいんじゃないかなと思った。つぼみはスナイパー風だけど、
他のキャラはみんな戦士キャラだしね(;´Д`)

★技を装備できるようにする。
クエストで貰えるアイテムに新しい技が載ってあって、それをセットすることで
同じキャラなのに全く違う戦い方が出来てもいいんじゃないかと思う。
てか、普通はそうすべきでしょう(;´Д`)

★エンゲージの能力(副作用の方)をスペック通り、シーンに反映する。
若い健康な男女なんだから、覚えたてのように一日中励んだり、
主人公を囲む会が結成されているので複数プレイがあって然るべきだった。
それが無いのが不満というより、違和感があった。

てかさ、王っていうのなら、物語展開で暗黒面に落ちた主人公が、
女子率9割の学園を総ナメするような展開があってこそのアレゲーだろうとヽ(`Д´)ノ

エンゲージの副作用がないのなら、恋愛展開でもいいけど、
性的興奮を煽る副作用があるのならエロゲー展開じゃないと詐欺ですよ(;´Д`)ハァハァハァ


以上、色々と妄想したけど、アレ以外でシステムの妄想した範囲内だと「天空のユミナ」の
異世界オーダクル探検記を、こんな感じのアクションRPGにすればいいんじゃないかと思ったぜ( ´∀`)

…(;´Д`)ふぅ

妄想してて覚めると、寂しくなる出来のマテリアルブレイブでしたなぁ(;´Д`)

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