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「BBC EARTH ライフ (EP1~5)」を観ていますq('-'* [BBC EARTH シリーズ]

このシリーズのラストを飾る「ライフ」は、シリーズ中で最大のエピソード数になっていて
また これまでは自然現象の中の生物達を取り上げてきた内容から、
生物を中心とした内容になっているのが特徴ですd('-'*

というか、これまで嫌というほどシリーズの最初で見せられてきた即販CMムービーが
ほとんどこのライフのものだったのね(;´Д`A

ダチョウに襲い掛かってる複数チーターとかさ汗


まぁ、何はともあれ観た順にちょろっと感想でも書いていこうかなと〆('-'*

とりあえず「ライフ」の10エピソードのタイトルは以下の通り。

エピソード1 「生存のための試練」
エピソード2 「爬虫類と両生類」
エピソード3 「哺乳類」
エピソード4 「魚類」
エピソード5 「鳥類」
エピソード6 「昆虫」
エピソード7 「追う者と追われる者」
エピソード8 「深海生物」
エピソード9 「植物」
エピソード10 「霊長類」

あと、今作はちゃんと日本語音声ナレーションで、今回は中井貴一さんが喋ってます( ´∀`)

では最初から。

■エピソード1 生存のための試練■
冒頭のエピソードで、様々な動物達が生存競争を勝ち抜くために
努力したり、会得した技術が紹介されてましたq(`∀´q)

最初はイルカの囲い込み漁から、カメレオンの狩り、
ヤシの実を石で叩いて割る学習などイキイキとした生物達の活動が印象的でした。

カメレオンが舌を伸ばすのは有名だけど、その舌先でも「くにゃ」と獲物を掴む事ができるのを
初めて知りました。てっきり接着剤みたいなので くっついてるとばかり思ってたし(;´Д`)ハァハァ

他、ヤシの実を取ってきて日向で乾かす作業をしている猿にも驚きました。
そうした方が割りやすいからという理由で。ただ石を使って割るだけじゃなくて
乾かす点が個人的にポイント高かったぜ。

あと割る時も石台座の上に運んでくるのだけど、その石台座よりも硬い石を選んで
割るようにするとか細かい点も興味深かったです。この猿はそれらの過程や方法を
長い年月掛けて「学習」していくのが面白いですね。

小猿が上手く割れなかったりする姿が とっても可愛かったです( ´∀`)q

あとはメイキング映像にあったヒョウアザラシ。
デカイ、デカイと思っていたら本当に大きくて、さらにその歯はライオンの牙よりも大きいとか。
実際に水中カメラに寄って来た時のヒョウアザラシの尖った歯は怖かったです(;´Д`)ハァハァ


■エピソード2 爬虫類と両生類■
両生類からはカエルが。爬虫類からは主にトカゲや蛇が登場。
恐竜時代のままのような強面の大爬虫類・コモドオオトカゲの迫力は凄いですね(;´Д`)ハァハァ

このエピソードではスイギュウを狩っているシーンがありました。
雑誌などで毒のある唾液つきで噛み付いて、対象を弱らせてから捕食するというのは
知っていたのだけど、やっぱり実際に動いている映像としてみてみると圧巻でした。

メイキング映像でコモドオオトカゲの様子を撮影してるところがあったのだけど
だんだん弱っていくスイギュウを観察してコモドオオトカゲに食べられるのを待つ状態というのは
スタッフがまるで自分は死神のようだと言っていたのが印象的でした(;´Д`)ハァハァ

一気に圧倒的な力で捕食というのなら単に弱肉強食で済まされそうだけど
じんわりと時間を掛けて衰弱していく毒を受けたスイギュウが、立てなくなるくらい
弱っていく姿をずっと見ていると やっぱり感情移入しちゃいますよねq(`∀´;q)

爬虫類では他にはカメレオンはともかく、極小のヤモリなんかはビックリしました。
その辺の昆虫よりも遥かに小さくて、まるで周囲が巨大な生物の世界にやってきたかのような
錯覚をするほどでした。それくらい小さくて、動きもひじょうに俊敏でした。

また、葉っぱの上にそのヤモリが乗ってたんだけど、雨粒が振ってきて葉に水滴が落ちるたびに
まるで地震が起こったかのように振動で葉っぱの上を跳ねる姿にビックリしました。

爬虫類でもう一つ珍しいと思ったのはウミヘビでしょうか。
真っ蒼な海中を身体をうねらせて泳いでいる姿も映像的に映えますね( p´∀`)q

ただし生活は海中でも、産卵は陸上でしかダメだそうで
海中トンネルを抜けた先にある洞窟内でタマゴを生んでる生態が珍しかったです。
海に適応してるから、てっきり海中でも大丈夫そうだと思ったけど
この辺が爬虫類と両生類のボーダーなんでしょうな。

両生類からはペブルトードという黒っぽい小さなカエルが
一風変わった特技を持ってて興味深かったです( p´∀`)q

ジャンプ力が弱いので天敵が現れたときにひとっ飛びで逃げられない彼らは
なんと丸まってゴムボールのように転がり落ちていく姿が面白かったです。

カエルといえばもうひとつ、ウシガエルの行動も面白かったです。
産卵期にオスが順位決めの激しいぶつかり合いの戦いをした後に
勝者がより多くの権利を得るのだけど、その第一位のオスは他の子の
オタマジャクシも育てるというのが珍しかったです。

水が枯れてきてオタマジャクシを放った水辺が干上がりそうになると、隣の水たまりまで
そのオスが泥を掻いて水路を作って 安全な場所へ誘導してやる姿が興味深いです。
両生類がこういう土木工事をするのは初めて知りましたよv(`∀´v)


■エピソード3 哺乳類■
哺乳類ということで陸海に住まう哺乳類の姿が紹介されていました。
他の種族と異なる点として、親子の強い絆や 複雑で高度な社会性などが挙げられてました。

映像で圧巻だったのは最初の「ヴェッデルアザラシ」と「ザトウクジラ」でしょうか('-'*

ヴェッデルアザラシは冬でも南極に住み続けられる唯一のアザラシだそうで、
その秘密は氷に掘った穴に潜ったりして強烈な吹雪から逃れたり、魚を捕ったりできる点。

子育ての様子を中心に展開したんだけど、氷の下の蒼い世界でアザラシの親子が
優雅に泳いでいる姿は素晴らしい映像美ですねv(`∀´v)

ザトウクジラのメスを巡る争いも見ごたえがありました。メイキング映像でもあったのだけど
体重40tものオスが意外に機敏に海中を泳いで、他のライバル達を身体で押さえて沈めたりして
メスの真後ろのポジションを巡る激しい動きが珍しかったです。

クジラってどうしても大きいので、もっとゆっくりでしか動けないかと思っていたのでビックリです。
生殖行為が絡むと、やっぱり どんな種族のオスでも本気出しますねq(`∀´;q)

他、トナカイは地球三周分も草を求めて歩くとか、意外にも蚊が強敵だとかは初めて知りました。
一頭のトナカイから一日500ccも吸血するそうで(;´Д`)ハァハァ

てか寒そうな地域だから蚊なんてタマゴごと滅却されてると想像してたのに
ツンドラ地帯のの春夏になると大量発生する方に一番驚いたぜ(;´Д`)ハァハァ

あと興味深かったのがホッキョクグマの親子の様子。
エサを求めて母クマと子グマの三匹が並んで海を泳いでいる姿が可愛かったです( p´∀`)q

臭いを嗅ぎつけた先には巨大なクジラの死骸が横たわっていて、
他にもホッキョクグマがたくさん集まってきてて お食事していました('-'*

クジラってやっぱり大きいとか、なんで氷の上にいるの?とか色々と思うところはあるのだけど
ホッキョクグマが臭いをかぎつけて何匹も集まってる姿は初めて見ました。

最後に、ミーアキャットは可愛いですね( * ´Д`)
立ったままオネムして、地面に転がりそうな姿には頬がゆるみます。


■エピソード4 魚類■
映像が始まって、最初に驚いたのがバショウカジキの群れでした(;´Д`)ハァハァ
カジキっていうことで口の先に長い角みたいなのが生えてるやつですd('-'*

作中の説明でもある通り、魚類最高の速度で泳ぐことができることは
体型のフォルムから分かるのだけど、イワシの群れを追い込むために急旋回している
速度がめっちゃ早かったのには驚きました。魚だから泳げて当たり前とはいうけれど
この巨体がこんなにも早く泳いで、速く曲がれるとはとても思ってなかったのでq(`∀´;q)

バショウカジキは先端の尖りで魚を群れからつっついて、一匹だけに切り離されたところを
パクリと捕食していました。イルカの群れが集団作業で囲い込むのはグレートネイチャーで
観たけれど、海洋生物としての基礎能力が違うと やっぱり狩りの仕方も違ってきますなぁ。

次のトビウオが宙を飛んでる姿はやはり壮観ですねv(`∀´v)
また飛んでる姿だけではなく産卵の様子も初めて観ました。
海面に浮かぶヤシの葉っぱなどに数千匹が卵を産みつけまくって
最後にはその重さで下へ、海中深くにゆっくりと沈んでいく姿はとっても印象的でした。

変わった海洋生物としては「ウィーディーシードラゴン」というのが紹介されていました。
タツノオトシゴよりもさらにドラゴンっぽい外観で、ちょっとカッコよかったです。
フォルム的には深海魚っぽいのに、住んでる場所は浅い感じだったので熱帯魚系統なのかしら。
雄雌が並んで優美に泳いでる姿は仲良さそうで良い感じです( p´∀`)q

他、干潟に住む魚の代表といえば日本でも馴染みのあるムツゴロウだけど
意外に動きがダイナミックで活動的なのに驚きました。もっとトロい生き物だと思ってたのに
跳ねて異性にアピールしている姿は初めて観ました。

映像的に一番面白かったのは身体に付着した角質や汚れなどを食べてくれる小魚がいるのは
よく知られていると思うけれど、その小魚が少なくて「掃除にあり付けない魚群」が
近くにいたサメに擦り寄って身体をぶつけて掃除してる姿が面白かったですv(`∀´v)

サメ肌という言葉があるように紙やすりのようにザラザラしてるので汚れが取れるだとか。
普段捕食者として怖い存在のサメへ、魚の大群が寄ってたかって身体をこすり付けてて
サメが逃げるのが可笑しかったです( p´∀`)q

最後はジンベイザメ。大規模な魚群の産卵の感動のあとにやってきて、
海中に漂っている卵を、大きな口を開けて掃除機のように吸っている姿を観て、
自然界って大変だなぁっと思いました(;´Д`)ハァハァ

てかジンベイザメって歯とか無いので あんまり怖い印象が無かったのだけど
こういう産卵を ねこそぎな丸飲みなんかを見ると、やっぱり恐ろしい相手だなと思いました(;´Д`)ハァハァ


■エピソード5 鳥類■
鳥類は恐竜から進化したもので、最大の特徴が「羽毛」だと語られていました。
飛翔能力に加え、断熱効果、さらには交配時に有利になるような美しい毛色。

通常の生物だと周囲の自然に合わせて保護色っぽい感じになるんだろうけど
空に飛んでしまえば基本的に地上の敵は手が届かないので様々な羽毛の色は
保護色よりも目を引くようなものになっていんたんでしょうなq(`∀´q)

では最初に大空の覇者っぽいイメージのあるワシから。
屍肉を漁るハゲワシというのはよく知られていると思うのだけど、肉の部分がなくなり、
骨だけになったものも食べてしまうというヒゲワシには驚きました(;´Д`A

骨だけと言っても結構ごっつい骨で4kgもあるようなものも両脚で掴んで上空まで持ち上げ。
そこから固い岩盤の上に落として割ってから丸飲みしていました。
強力な消化液で消化するとはいえ、骨を啄ばむのではなくペロリとするのはビックリですq(`∀´;q)

この、上空から落として叩き割る独自技術というのは生存競争でも有利ですね。
他の生物が食べられないものを独占して食べるわけだし。

…若い個体がなかなか上手く割れずに失敗してるのはちょっと微笑ましかったです。
この辺の「学習」はエピソード1にもあった、サルのヤシ割りと一緒ですな。

次にグンカンドリ。グンカンドリはサウス・パシフィックでも何度か出てきたのだけど
人間から見ると凶悪な鳥ですよね(;´Д`)ハァハァ
今回は他の鳥がエサを獲得して、巣へ戻る最中を襲って魚を横取りしていました。

グンカンドリは翼が大きく、くちばしが掴みやすい形状をしていて、空中で鳥の尻尾を
噛み振って魚を落としたのを拾っていました。その鳥もただただ横取りされるのではなく
急旋回で巧みに攻撃を避けたり、グンカンドリが苦手な海面近くを飛んだりと工夫してました。
※グンカンドリの羽毛は油分が少ないらしく水に濡れるのを嫌うそうです。

他、コフラミンゴが変わった巣を作ってて目を引きました。
巣の美しさでいうと花とか光り物とかを集めて"あずまや"を作るのがいるのだけど
このコフラミンゴは腐食性の湖に泥の塚を作ってそこで子育てしてました。

周囲が腐食性のため天敵が寄って来ず、また地表温度が50℃でも塚で少し高くなっている分、
いくぶんか涼しいそうです。個人的には鳥が枝なんかを集めるんじゃなくて
「泥で塚を築く」という土木工事が珍しかったですv(`∀´v)

最後にこのエピソードで一番ショキングだった映像がモモイロペリカンです(;´Д`)ハァハァ

子育ての時にエサが足りなくなると…グレートネイチャーで急降下して魚を捕っていた
カツオドリのコロニーへ行って、カツオドリのヒナをペリカン特有のくちばし袋で咥え込んで
飲み込み、ある程度消化したそれをヒナに与えていました(;´Д`)ハァハァハァ

他所のヒナをさらって自分のヒナにそれを食料として与える・・・。
環境変化で他の鳥が生息数を減らしている中、このモモイロペリカンだけは
「数が増えている」そうですq(`∀´;q)

動物関係では、ゾウがライオンの大群に襲われているのと同じくらい衝撃的な映像でした。
これはちょっと、子供には見せられない感じですね(;´Д`)ハァハァ


こんな感じでライフのエピソード1~5まで、目立った点をパラっと書いてみました〆('-'*
ライフはエピソード数が多いのでここで記事を分割します。

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本ブログでのBBC EARTH関連の記事へのリンクはこちら。
※カテゴリーからでも見れるようにもしました。

グレートネイチャー 1 http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-06-05
グレートネイチャー 2~6  http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-06-07
サウス・パシフィック http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-08-07
ガンジス http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-07-19
イエローストーン http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-08-11
ワイルド・チャイナ http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-09-04
ライフ 1~5 http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-09-19
ライフ 6~10 http://aumays.blog.so-net.ne.jp/2010-10-06
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