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アレ系 「真・恋姫†無双」 クリアーq('-'* [アレ系]

メーカーはbasesonです。
http://www.tactics.ne.jp/~baseson/
差分なしCG枚数は221枚。回想モードはアレシーンに加え、
共通イベントやキャライベントの通常シーンもすべて回想可能です。

前作である「恋姫†無双」は劉備のいない、蜀メンバーで大陸統一する物語でしたが
今作はゲームスタート時に、魏・呉・蜀の三国の中から一つを選べるところが特徴ですな('-'*

選択後は各国独自ルートに沿って物語が進行します。
一本道な所は前作と一緒なのだけど、そもそもこのゲームは本筋を追いながら
キャライベントを楽しむのが根底にあると思うので、複雑に分岐するよりは思い切って、
こういう形にした方が話が作りやすいんだろうなぁと好意的に思ってます。


まぁ、長くなりそうなのでとりあえず最初に一言。
攻略順は「呉」→「蜀」→「魏」がベストなんじゃないかと。
反論、異論は受け付けないぜv(`∀´v)


ゲーム自体は特に難しいところはなく、各国ルートにある各章ごとの共通イベントと戦闘。
そして自分の好みのキャラを選択して キャライベントを楽しむ拠点フェイズの繰り返しになります。

まぁ、この辺は前作をプレイした事がある人は、前と一緒だと思ってもらえれば良いかと。
ちょっと違うのが、戦闘でしょうか。前作よりも若干、難易度が上がってる気がします。
ある程度のパターンがあるので、その辺を何度かやればコツは掴めるので
詰まるような事はないと思いますがq(`∀´q)

あと忘れてならない、このゲームの重要な要素の一つである
北郷の主人公っぷりは相変わらずで安心しましたq(`∀´q)

通常シーンではちゃんと物事をしっかりと考えてるし
人の気持ちを考えてあげられるところや
非情な世界と現実世界との心理的なギャップの葛藤なども健在です('-'*

このゲームって、絵だけ見ると「萌え」を全面的に押し出してる風なんだけど
中身もしっかりしてるのがこのゲームの特徴ですな。

だからこそ、前作の「恋姫†無双」が予想以上のヒットになったわけで。
まぁ、ヒットするにはヒットするだけの理由があるってことだねー


さて、やはり三国志と言えば三つの勢力に分かれて天下統一に向けて戦う物語なので
今回の国選択は、プレイヤーが待ち望んでいたものじゃないでしょうか('-'*

前作は大きな戦いと言えば、反董卓連合くらいだったのだけど
今回はそれに加え、赤壁の戦いが追加されて 物語に花を添えますv(`∀´v)

赤壁の戦いの再現ぶりは見事ですね('-'*
この戦いでは魏 VS 呉蜀 陣営の戦いになるのだけど国別ルート、特に
魏ルートと呉ルートの話が熱かったです。

呉ルートはもちろん、赤壁の戦いの再現の内幕を描いた話になるのだけど
魏ルートは逆に、赤壁で敗北するのが分かってる主人公がどう動くかの話になります。

こういうタイムスリップやパラレルワールドを舞台としたゲームでは
歴史を垣間見たり、介入したりするのが一番わくわくする瞬間ですねv(`∀´v)

実際、プレイしてて、すごい楽しかったですv(`∀´v)
魏の場合は、本当にそれで上手くいくのかと最後までハラハラしてました(;´Д`)ハァハァ
結果はプレイしてお確かめくだされ('-'*

赤壁以外でも、序盤の黄巾党に反董卓連合あたりも各国ルートで話の流れが
かなり違うので面白かったです。今回は力入れて作ってるなぁってのが伝わってきましたq(`∀´q)


各国ルートの私のプレイ順は、一番上で書いた順番で進めました('-'*
最初に呉で始めた理由は、今回 動く?キャラとしては初登場の孫策に会いたかったからです。
前作は周瑜の回想でしか出てこなかった気がするし、一番楽しみしてました。

それに…私、こういうキツめの姐御系キャラ、大好きなのですよ(;´Д`)ハァハァ
あと、呉には演説がカッコいい孫権もいるしねー。

ということで呉ルートをプレイしてみた感想は、「孫策と周瑜のための物語」という感じでした。
前作で周瑜分が足りなかったので、その補足分のような感じですな('-'*
英雄の生き様というものを目に焼き付けるカッコいいルートでした。
特に孫策の大号令にはしびれましたよ><;


一方、蜀ルートの基本は「和」や「理想」というのがコンセプトのようですな。
それに添った形で物語も展開してきます。

今回、私は絵的に劉備は苦手かなって思ったんだけど、
CVの人が頑張ってくれてたので好きになりましたv(`∀´v)

劉備の女の子らしい性格とビジュアルに ぴったりの可愛らしい声には癒されますね( ´∀`)
女の子らしさという点で他の登場人物と異なる点は、原作である三国志の方の
劉備と同じく、飛び抜けた能力がないところでしょうか。知とか武とか。
それらがない分、キャラそのものと素直に向き合えた気がしますv(`∀´v)

あとは劉備という「魅力的な人物」という特徴?を、作中で一番、
歳相応の等身大の女の子として描くことで、他キャラには無い「普通さ」が
強烈な個性になってる感じですねq(`∀´q)

まぁ強烈な個性を持つ 変人だらけの集団に、一人普通っぽい人が混ざってたら
逆にそれが目立った個性になるというという典型でもあるのだけど。

和を中心として話が進むので、蜀ルートは仲間になるキャラが多いですなぁ。
キャライベントが多くて、ものすごい時間が掛かりましたよ(;´Д`)ハァハァ


最後に魏ルートは、魏というより曹操ルートという感じですな('-'*
製作者側も「曹操を書きたいがために真恋姫を作ったと言っても過言ではない」と
いうほど曹操には力が入ってます(;´Д`)ハァハァ

文量も多分、一番多いんじゃないでしょうか。各章のメインイベントと、
拠点フェイズでの各キャライベントの絡みが連動してるのが大きそうだ。

普通キャライベントというと、そのキャラの魅力を掘り下げたりする
個人的なイベントが多いのだけど、魏ルートに関してはメインの話にキャライベントが
絡んでいることが多いので、物語の本筋の延長線上にキャライベントが続いてて
ものすごいボリューム感がありました。

こういうのは魏ルートと、蜀呉ルートでの「主人公の扱い」の差からも来てそうだ。

どちらかというと蜀呉ルートでは、主人公は祭り上げられる存在なんだけど
魏だと、曹操に叱咤されながらも 部下として頑張って仕事をしている点でしょうか。

それによって自分自身が成長して、さらに可愛い部下達も育てて、一緒に戦って…。
そういう主人公の姿をきっちり描いてるので、主人公がこの世界に根付いて
生活してる感を強く感じました。

他ルートでは主人公の仕事はと言うと、曖昧な感じで のほほんとしてるだけなんだけど
魏ルートだけは、仕事に結果を求める曹操の厳しさと、時おり見せる優しさが
絶妙のバランスになっていて 物語を盛り立ててますねv(`∀´v)

そういうわけで私はこの「真・恋姫†無双」では、「魏ルート」と「曹操イベント」、
そして主人公と仕事上、関係の深い「楽進・李典・于禁」のトリオイベントがお気に入りですv(`∀´v)

また魏ルートはエンディングでも 他の蜀呉ルートとは一線を画してますな。
それ故に私はこの記事の一番最初に、魏ルートを最後にするのをオススメしました。

このゲームの終端に相応しいエンディングだと思いますよ。
途中から予想はつくんだけど、そこへの話の持って行き方が神掛かっていたぜ(;´Д`)ハァハァ

…不覚にも、まさかこのゲームで泣くとは思いませんでした・゚・(ノД`)・゚・


あ、ちなみに、説明書に書いてあるんだけど、
三国をクリアしてプレイできるオマケシナリオの内容は…

( ゚д゚)ボーゼン

として、これが本当の「蛇足」というものか…としか浮かばないものでした。
はい。時間の無駄でした。本当にありがとうございました・゚・(ノД`)・゚・


さてさて、物語のあんまりネタバレしてない感想はこのくらいに、
アレゲーとして、結局このゲームのアレ度はどうよ?ってことが
気になってると思うので次はその辺でも。

アレに関しては登場キャラが増えた分、一人あたりのシーン数は減ってる感じですな。
その代わりに尺が長くなったり、連射は当たり前という 主人公の獅子奮迅の働き振りが
目立ちました( ´∀`)y-~~

てか、これが若さか…_| ̄|○

とか言うようになった自分が悔しい><;

基本的に主人公はモテるタイプで、周囲の女性キャラとハーレム的な展開になるんだけど
主人公の人間性が良い感じなので、嫌味な感じとか嫌悪が無いのが特徴だと思う。

この主人公像のさじ加減は前作と同様 絶妙なので、前作で気に入ってれば
その延長線上にあるこのゲームは安心してプレイできますv(`∀´v)

というか、前作プレイして面白かったと感じた人が、今作を買わないとか
買い控えるっていう選択肢はまず存在しないでしょう( ´∀`)y-~~

おっと話を戻して、アレシーンの内容的には本番の他にも口淫シーンが
ほぼすべてのキャラに完備されていたのは、快挙?と言っていいでしょう('-'*

ただ、これだけすべてのキャラにソレがあると、聞き比べで
「上手な人」と「上手じゃない人」との差が一目瞭然になったんじゃないかとq(`∀´;q)

上手な人の筆頭と言えば、やはり黄忠さんでしょうか('-'*
…もうね、いっぱい搾り取られました(;´Д`)ハァハァ

キャライベントを全キャラ埋めたわけじゃないので、完全に把握してるわけじゃないのだけど
黄忠以外では、関羽、孫権、甘寧、陸遜、張宝あたりがお気に入りですv(`∀´v)

程昱あたりはまだ、イベント進めてなくて 残ってるんだけど、
中の人が あの人なので、まず問題ないでしょう( ´∀`)y-~~

キャライベントが複数キャラで構成されてる場合は、複数での行為があるので
そちらが好きな人にも安心してオススメできますな('-'*


最後に、今作で新しく追加された分のBGMの音質は凄すぎます(;´Д`)ハァハァ
可愛らしい絵、豪華な声優陣、三国志が舞台っていう話に目が奪われがちなんだけど
一つ一つの音が凄く綺麗に響いてきてます(;´Д`)ハァハァ

アレゲーのBGMでここまで綺麗な音色のBGMを聴いたのはこのゲームが初めてです。
新BGM曲の「帝王宮」なんかは素晴らしいですね('-'*
のんびりした感じの「楽睡蕩々」も良いですね♪

あ、でも音楽に関しては最近購入した、高級っぽいスピーカーのおかげかもq(`∀´;q)


■まとめ。■
2008年、最後の大作の名に相応しい大ボリュームのゲームでした('-'*
…実際、ゲーム容量自体もDVD二枚組みで 7.35GBだったし(;´Д`)ハァハァ

ゲーム内の戦闘パートは前作同様、もうちょい頑張って欲しかったのだけど、
選択制になった国別ルート、豊富なキャライベントには圧倒されました(;´Д`)ハァハァ

キャライベントで特に特徴的なのは、そのキャラ中心の話であるにも関わらず
他のキャラも普通に話しに絡んできて、内容を盛り立ててるところです。
こういうキャラ間のやりとりの厚みは良いですなぁ( ´∀`)y-~~

また前作では、絵的にも話の作り方にしてもキャラゲーという印象が強かったのだけど、
今回は国別ルートが追加され 赤壁の戦いがあるなど、
本筋の話にも力が入ってるのが特徴です。

前作プレイ済みの人はもちろん、三国志好きな人は
安心してプレイしてもらえるんじゃないかと思います( ´∀`)y-~~



■気になった点。■
このゲームの悪いところ…と まではいかないけれど、気になった点をいくつか。

幼い外観のキャラが多すぎる気がしますたq(`∀´;q)
特に南蛮勢がもうね・゚・(ノД`)・゚・

登場キャラの傾向としては「熟女系」「お姉さん系」「同世代系」「幼い系」の
4タイプあると思うのだけど、同世代系はともかく、私的にお姉さん系が少ないのが残念でした。

お姉さん系になるのは、私の認識では夏侯惇、夏侯淵、孫策、周瑜あたりでしょうか。
…す、少ない…少なすぎる(;´Д`A
孟獲あたりは、超ワイルドな姐御キャラを希望したかったぜ・゚・(ノД`)・゚・


戦闘に関しては演出面で、突撃したら画面が少し揺れたり
ドドドドッっと馬蹄が響く音がしたり、攻撃のタイミングに合わせて
掛け声が上がったりするくらいは欲しかったですq(`∀´;q)

これだけでかなり戦闘パートの印象も変わってくると思うんだけど…もったいないなぁ。


これら2つについては私が気になっただけで、人によっては そういう趣向が好きな人や
こんなもんだろうと思う人がいるので、人それぞれですなぁ( ´∀`)y-~~


■今回お気に入りのセリフ。■
今回も色々と名言(迷言?)が生まれてるんだけど、その中で三つほど挙げておきますq('-'*

□呉の黄蓋のセリフ□
黄蓋「儂は男をいじめるよりも、甘やかす方が好きなんじゃからな」

くっ…何、このダメにさせられそうなセリフは(;´Д`)ハァハァ
甘やかされたいぜv(`∀´v)


□蜀の劉備と主人公の会話□
桃香「…どうせ無駄に大きいですよ~だ」
一刀「いやいや。おっぱいには何の無駄も無いよ」

ちょw 一刀、さすがです><;
シーン中でもさらりと言ってのけてるのが楽しいです('-'*


□間違い四字熟語□
文醜「そうそう。所詮この世は焼肉定食……空しいぜ」

最後はやっぱり、この人ってことで。
四字熟語の四文字のうち、二文字しか合ってないのはさすがですね( ´∀`)y-~~
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