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アレ系 「さかあがりハリケーン」 クリアーq('-'* [アレ系]

メーカーは戯画です。
http://www.web-giga.com/top/top.html
なんとなく過去のジンクス?で、よっぽど気になるタイトル以外は
買わないようにしてるんだけど、今回の「さかあがりハリケーン」は
パッケージ絵を見ただけで購入を決定しました('-'*

だって、他社の発売タイトルと見比べてみても
頭一つ突き抜けてるのは一目瞭然だったしねーq(`∀´q)

箱の絵はこんな感じで。

さかあがりハリケーン 初回版

さかあがりハリケーン 初回版

  • 出版社/メーカー: ギガ
  • メディア: DVD


ゲームの感想記事で、こんなに上にアマゾンリンクを貼るのは稀です。
まぁ、そのくらい、パッと見て印象に残るパッケージ絵だったかなと。


さて物語は、「ハリケーン」のあだ名を付けられた問題児の主人公が
小さなきっかけから、平凡な学園生活から脱却して、
みんなが楽しくなるためには どうすればいいかという、
今作の根本であるテーマの提示から始まりますね('-'*

このゲームの長所は、こんな感じでちゃんと理路整然と話の成り立ちから
その後の顛末へと、話を起こして しっかりと完結させてるところが美点ですv(`∀´v)

主人公の思考もそれにならってて、持ち前の性分とその きっかけから周りを巻き込み、
時には失敗しながらも それを乗り越えて、成長していく姿が描かれてます。

巻き込むのは仲間内だけにとどまらず、次第にその渦は拡大し、
大きなハリケーンとなって学園を、さらには範囲を拡大して大きな旋風を巻き起こして
眠っていた秘密や過去までも解決していく展開には驚きましたv(`∀´v)

あと主要キャラである5人のヒロインはもちろんの事、
このゲームは脇役がまた光ってるのよね(;´Д`)ハァハァ
ヤスはもちろん、ブルータスの取り巻きもいい感じですな('-'*

そして、特に親達の活躍は異常(;´Д`)ハァハァ
かつて今までのゲームで、ここまで親達が頑張ったゲームってないかもしれない。

ルートによっては共通パートくらいしか出番がない時もあるのだけど
ハル ルートなんてほんと、主人公の父は親だなぁと思ったぜq(`∀´;q)

なんかさ、ゲームに登場する人物がみんな凄く良い人達ばかりなんですよ。
過去のしこりもあったりで 当初は嫌な感じだったあの人も、実はとってもいい人だったりで。

エンディングは 基本的には問題が解決して、全員が大団円を迎えるのが良いですな。
いつの間にやら知らない間に問題が解決してたっていう話も、
他のヒロインルートをクリアすると、何が原因で誰のどういう働きかけがあって解決したかとか
推し量れるようになってるし。ちゃんとそのルート以外でのヒロイン達やサブキャラ達の
問題解決のフォローを入れてあるのが好印象ですv(`∀´v)

だからこそゲームを終えた今、後味良く、とってもすがすがしい気持ちになれるのです('-'*
こんなにスッキリとゲームを終えられたのはいつ以来かのぉ( ´∀`)


さて個別ルートなんだけど、みなさんはどういう順番で攻略していきましたか?
私は、涼 → ハル → 奈都希 → 柚 → ゆかり という具合です。

話の流れ的に、最初に自然と涼を攻略したのだけど、文量の比率から言って
メインヒロインは奈都希っぽいですな('-'*

実際、一番 学園祭について細かく書かれてるのは奈都希ルートだしね。
過去の話もこれで決着がつくし、初回プレイではオススメっぽいかな?

涼ルートでは、何故彼女がこんなにも色々な意味で「難易度の高い」ヒロインになってるかの
原因と解決がシナリオで展開するんだけど、シナリオの整合性を考えると
ゆかり → 涼 の順番だと、話がよく分からないんじゃ?と思ったり。
それとも攻略順が変われば、フォローのテキストが追加されてるのかしら?(;´Д`)

まぁ、一つ言える事は、奈都希と涼ルートは優先して攻略したほうが
他キャラで含んだ物言いをしてる時の内容が理解しやすいというところでしょうか。

二番目に攻略したハル ルートと言えば、学園祭イベントで教室の黒板に
チョークで書かれてある絵を見て、地味にいい雰囲気を出してるなと感心しました。
実物とかは用意できないからチョークで書いたんだろうけど、
そういう手作り感が学生の学園祭っぽくて良いですねv(`∀´v)

ハル ルートのシナリオの突飛性にはさすがに驚いたけれど、
なんかちょっと、色々とリアルで考えさせられたぜ(;´Д`)ハァハァ
普段は取っ組み合いのケンカをしてたりする主人公と父親だけど、
ここではやっぱり親だなぁってのが強く印象に残りました。

柚ルートは普通すぎて、逆に安心して進められました。
印象が薄いって感じもするのだけど、それはシナリオのせいじゃなくて
単にこのゲームのCG枚数が少なくて一枚絵のイベント絵が少なかったのが
一番の原因だった気がする。※差分含まずでCG枚数は62枚。
これは別に柚に限ったことじゃなくて全ヒロインに言えるんだけどね(;´Д`)


アレシーンの濃密度については絵から受ける印象どおり微妙なんだけど、
通常シーンでは そこそこいい味を出してた涼がイマイチでした。
二回目のアレシーンでは、白い肌の映える良い一枚絵だったのだけど…
テキストを棒読みすぎて萎えた(;´Д`A

逆に普段の喋り方とは対照的に大人っぽい声を出してたのは奈都希でしょうか('-'*
なんか私的に一番 頑張ってたと思うしq(`∀´q)


■まとめ■
軽快で読みやすいテキストで、理路整然と綺麗にまとまったシナリオは
今作で表現したかったコンセプトがきっちり語られて、
そしてしっかり消化されてて好印象です。 ほんと、とっても良いゲームでしたv(`∀´v)

ただ共通パートが長くて、各ヒロインの分岐後の話が短いのは残念でした。
CG枚数がかなり少ないのも寂しいですなぁq(`∀´;q)

ただ、最初に書いたようにシナリオの流れと、エンディング後のさわやかな
後味の良さはバッチリなので、安心してプレイできますv(`∀´v)

もう一回 貼っちゃうぜ。

さかあがりハリケーン 初回版

さかあがりハリケーン 初回版

  • 出版社/メーカー: ギガ
  • メディア: DVD


■おまけ。■
とりあえず…ユミ先輩に敬礼っ!( ´∀`)ゝ

いやはや、まさか…ねぇ?q(`∀´;q)
これは誰もが思うことなんじゃないかと。


あと、今作のお気に入りは実はハルだったりします('-'*
これだけまっすぐだと、こっちまで元気になってきますよ( ´∀`)
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